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(回答先: 北朝鮮が消息記録訂正 外務省、家族らに説明 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 27 日 21:06:13)
北京で開かれた日朝実務者協議に出席した外務省の斎木昭隆アジア大洋州局審議官は27日夕、内閣府で、拉致被害者家族連絡会(家族会)のメンバーらに、拉致問題での北朝鮮側とのやりとりを説明した。
家族会代表の横田滋さんによると、北朝鮮側は、安否不明の10人のうち、横田めぐみさんについて、これまで「93年3月に病院で自殺した」と説明していたのを、同年の「4月29日から6月3日まで」と「8月3日から10月8日まで」の間、入院していたと訂正。死因や間違った理由については説明がなかった。
日本側は(1)入退院のカルテ(2)一緒にいた日本人(3)めぐみさんの結婚した経緯、について質問したが、答えなかった。
また、石岡亨さんと有本恵子さんが、「88年11月4日夜、慈江道熙川市内の招待所で就寝中、暖房用の石炭ガスで中毒死した」とする従来の説明について「静養したいといったので前日、招待所に移した。翌朝、食事を用意した人が行くと中毒死していた」と補足した。
76年に行方不明となった藤田進さんについては「拉致された人ではない」と説明したという。
これに対し、家族会からは有本さんの父・明弘さんが「話にならない。圧力をかけることができないのか」と述べるなど経済制裁を求める意見が相次いだ。
一方、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)の佐藤勝巳会長によると、北朝鮮側は、「よど号」事件グループは拉致にかかわっていないと話した。「特殊機関の人たちは日本語が堪能で、よど号犯が関与する必要がない」という説明だったという。
今回の日朝協議について、外務省の竹内行夫事務次官は27日の記者会見で、「拉致の問題については不十分な途中経過報告だった」と不快感を表明した。その一方で、「北朝鮮と国際社会との関係を考える場合に、日本がこういうチャンネルを持っているということは意味がある。今後とも活用していくということが必要なことだ」と、核やミサイル問題も含めた点でも協議継続の意義を強調した。
(09/27 22:00)
http://www.asahi.com/politics/update/0927/010.html