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山崎氏の首相補佐官起用には自民党からも疑問の声が上がっている。補佐官は内閣法で定められており、「内閣総理大臣に意見を具申する」ことが任務。大臣経験者の起用は橋本龍太郎内閣の水野清・元総務庁長官(行革担当)の例があるが極めて珍しい。
自民党の熊代昭彦衆院議員は「信頼し続けている人を補佐官に起用するのは官邸を締めるという意味で面白い」と評価したが、すぐに「まあ、いろいろあった人だからイメージはよくないね」と付け足した。同党の大村秀章衆院議員は、古賀潤一郎前議員の辞職を受けた来年4月の衆院補選(福岡2区)に山崎氏が出馬する意向であることを引き合いに「(選挙応援という目的が)見え見えだから、反発を買わないかなあ。こんなサプライズはねえ……」と声を落とした。
かつて「YKK」として小泉、山崎両氏と活動をともにした同党の加藤紘一元幹事長は「山崎さんは就任をためらったと聞いている。私も今は彼の復活を第一に考えるべきだと思っているので選挙区を離れることが必ずしも山崎さんにプラスになるのかどうか。幹事長まで務めた彼が(補佐官では)小さい存在に見えてしまうかもしれない」と小泉人事に懸念を示した。
一方、民主党の山井和則衆院議員は「党内基盤が弱い首相としては頼る人が山拓さんしかいないのだろう。だが、側近政治に拍車がかかり、末期的症状だ」とこきおろした。共産党の佐々木憲昭衆院議員も「補佐官という職権が分かりにくい立場に山崎氏を起用し、改憲を進めようとする首相の姿勢に憤りを感じる」と批判した。
毎日新聞 2004年9月27日 20時16分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040928k0000m010057000c.html