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「日本歯科医師連盟」(日歯連)から自民党旧橋本派への1億円献金隠し事件で東京地検特捜部は25日までに、政治資金規正法違反の罪で同派の会長代理だった村岡兼造元官房長官(73)を在宅起訴する方針を固めたもようだ。
特捜部は容疑を裏付けるため同日、村岡元長官の東京都内の自宅を家宅捜索するとともに、あらためて事情聴取した。
この事件で起訴された旧橋本派の政治団体「平成研究会」の会計責任者滝川俊行被告(55)が、これまでの調べに「(献金の処理について)村岡元長官に相談した」という趣旨の供述をし、特捜部は元長官の立件は可能と判断したとみられる。
同日夜、記者会見した村岡元長官は「捜索を受ける理由が一つも分からない。滝川被告から相談を受けたことはない」と関与を全面的に否定した。
東京地検は18日の滝川被告らの起訴で事実上捜査は終結したとしていたが、その後も日歯連の前会長臼田貞夫被告(73)=政治資金規正法違反罪などで起訴=から任意で聴取するなど必要な裏付け捜査を続けた。
問題となった2001年の政治資金収支報告書の提出期限に当たる02年春、派閥会長だった橋本龍太郎元首相が心臓の病気で入院したため、補佐役の村岡元長官は、会計処理などで滝川被告から相談を受ける立場だった。
平成研や滝川被告の自宅の捜索で、帳簿など会計資料が見つかっていない。
小切手を直接受け取ったとされる橋本元首相も特捜部の事情聴取に関与を否定している。
起訴状などによると、臼田被告は参院選直前の2001年7月2日、橋本元首相に1億円の小切手を渡し、滝川被告が平成研の口座に振り込んだが、平成研と日歯連の収支報告書にはいずれも記載していなかった。
村岡元長官は昨秋、衆院選・秋田3区で落選、政界を引退した。
(09/26 01:06)
http://www.sankei.co.jp/news/040926/sha007.htm