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(回答先: 「司法支配の密約」をスッパ抜く 国会の歴代法務委員長は公明党が独占 週刊ポスト 投稿者 外野 日時 2004 年 9 月 25 日 06:25:00)
2年前に起きた「ドコモ通信記録窃盗事件」は、概略次のような事件です。
創価大学剣道部の監督(39)は妻と別居中で、30代前半の女性と交際していた。しかし、その女性が40代前半の別の男性とも付き合っていたことを知って腹を立てた彼は、同大学学生課副課長(41)に相談。学生課副課長は、末端の創価学会員だったNTTドコモの子会社「ドコモ・システムズ」の職員(26)に、その女性とライバル男性の携帯電話の通話記録を盗み出すように指示した。
彼はその持ち出させた通話記録を使って、ライバル男性に対し、「お前、○時×分に彼女に電話していただろう」と嫌がらせ電話などをかける。その指摘される時間帯があまりに正確なために、男性が不思議に思いドコモにかけあった結果、通信記録が持ち出されていたことが発覚した。
持ち出させた通話記録で、不倫相手の女性が付き合っていた男性に嫌がらせ電話などをかけていた創価大学剣道部の監督は、95年に警視庁の巡査部長から創価大に転職していた。転職理由は、警視庁内で学会活動をやり過ぎて居づらくなったという説があるほどの熱心な創価学会員で、創価学会八王子地区の男子部主任部長として、1000人くらいの学会員を束ねる中堅幹部だった。
一方、彼から相談を受けた学生課副課長は、数万人の学会員を束ねる創価学会大幹部。
………
この事件は創価学会の性格をよくあらわしているものであり、創価学会をよく知る者にとっては事件自体はそんなに驚くようなものではありません。しかし、この事件には次のようなことも明らかになっており、本当は大変な事件なのです。
『起訴事件以外にも被害者がいた ―不可解な警察の事件への対応』山田直樹( http://www.forum21.jp/contents/03-5-15.html )によると、通信記録が持ち出されていたのは「数百件分」(当事者を聴取した警察官の弁)にのぼるが、立件されたのはわずか一件のみ。
つまり、この事件は、他の、たとえば創価学会批判者などの通話記録がドコモ・システムズ社員の学会員によって持ち出されたことは司法・警察によって完全に闇にほうむられたのです。言うまでもなく、新聞・テレビではまったくこのことには触れていません。触れていれば大変な問題として世の中に提起されていたことでしょう。また、ワイドショーなどが連日追っかける事件にもなっていたはずです。本来なら、ですが。
しかし、それどころか、新聞・テレビは、彼ら3人が創価学会員だったということも、報道していないのです。この事件の構造上、それは報道に必要な要素であったと思うのですが。
わかりにくいかもしれませんが、
”通信記録が持ち出されていたのは「数百件分」(当事者を聴取した警察官の弁)にのぼるが、立件されたのはわずか一件のみ。”
というのは、創価学会員であったNTTドコモの子会社「ドコモ・システムズ」の職員(26)は、普段から創価学会に対して批判的な態度などをとる人々の通話記録を「数百件分=数百人分」持ち出していたということなのです。
それがたまたま、不倫男の痴情のもつれから不倫相手やライバル男性の通話記録を持ち出したことで、通話記録の持ち出しが発覚してしまったのです。
もし、この不倫男の件がなければ、今でも「ドコモ・システムズ」の職員の彼は、創価学会に対して批判的な態度などをとる人々の通話記録を持ち出し続けていたということです。
それにしても、痴情のもつれで通信記録を持ち出させるなどは、如何にも創価学会らしいやりかたではあります。
上記の『創価学会とは何か』の著者ージャーナリスト山田直樹さんは、ある時に次のように語っています。
──私は、週刊誌記者をしていた80年代の終わりから、公明党・創価学会問題を取材するようになり、創価学会員が社会の重要な分野にどれだけ進出しているのかを調べたことがあります。その時、同僚が創価学会員の検事にこう尋ねました。 「検事のあなたの前に学会員の被疑者が来たら、あなたは学会員としての立場を優先させるのか、公僕としての立場を優先させるのか」。検事は「その場になってみないと…」としどろもどろになりました。これを聞いて、「こんな集団に政権をとられては大変だ」と痛感したのが、私の創価学会取材のいわば出発点です。