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(回答先: 性交渉に、年齢制限?! 東京都が条例に追加検討【朝日新聞：奇想天外！石原都政はビクトリア朝時代に逆戻りか？】 投稿者 南青山 日時 2004 年 9 月 23 日 15:56:55)
教師の性モラルが乱れてきた
http://plaza.rakuten.co.jp/mizuhonet/diary/200408070000/
新田氏の論文「子供たちに過激な性情報を注ぎ込んでいるのは誰か」（詳細は0801、0806日記参照）には色々な意味で啓発を受けた。
中でも驚かされたのは、平成４年の性教育解禁以来、授業を行う先生の性倫理、性のモラルががたがたと崩れてきているということだ。
【以下引用】
私は、学校現場で、もっぱら「科学的」であることを建て前とする「性知識教育」のみが歓迎され「性に関する倫理や道徳」がまったく顧みられない理由について、ある憂鬱な推測をしている。性道徳教育を教師たちが避けたがるのは、道徳教育そのものについて否定的だからというよりも、特に性に関しては、自分たちの行動を顧みて、恥じることなく生徒に対して道徳を説くことが出来ないからではないか、と疑っているのだ。
これは、相次ぐ教師の性的不祥事についての報道を見て、一般論としてそのように考えられる、というにとどまらない。私の身近からもこんな話が聞こえてくるのだ。
「表沙汰にはなっていませんが、今日主人が堕胎手術をした患者さんは高校生で、相手は先生でした。でも、こういうことは、これが初めてじゃないんです」と言われた産婦人科医の奥さん。
「教師の世界には、不倫はばれなければいいという不文律があるんです」といって、私を驚かせた中学校の先生。
「教師と生徒の肉体関係なんて珍しくないですよ。そんなこと、生徒のほうがよく知ってます」と平然と言われた元保健体育教師の女性。
男女共同参画社会や性教育の問題について考え、人前で語ったり、ものを書いたりするようになって以後、関係者から内々に聞かされた醜聞は少なくない。
「子供たちの性の情報源は『教師、学校の授業』だそうですが、知識だけじゃなくて、“実践”も入っているんじゃないですか」と、とんでもない指摘を真顔でしてくれた人までいた。
【引用終わり】
もちろん、これらの証言が学校現場の平均的な実像かどうか即断はできない。しかし、毎日のように社会面に載る教師の性犯罪ニュースに接するとき、教師の性モラルが崩れつつあることは否定できないと思う。
男性教師とて同じ人間。生徒から誘惑されればふらふらっと来ることもあるだろうし、生徒指導や部活で接するうちについ魔が差して、ということもあるだろう。女子生徒の側も最近はやたらとミニスカートになり、校則も有名無実と化している。出会い系犯罪で相手を誘うのはもっぱら女子児童だというデータもある。教師が生徒の性の規範の乱れを放置したり、見て見ぬ振りをするということは、当然、我が身の処し方についても甘くなるということだ。
■先生と生徒、キスはダメ 岡山の高校教諭を懲戒免職（共同 8月6日）
■宮崎・元高校教諭わいせつ ２年６月を求刑、結審／地裁、９月に判決（毎日新聞・宮崎 7月30日）
■女子生徒２人にキス 鹿児島県教委、県立高教諭を懲戒免職（南日本新聞 3月26日）
教師は生徒がどうあれ、最低限の性の規範は守らなければならない。教え子と親密になるようなことはあってはならない。しかし、それだけは十分ではなく、生徒にも守るべき性の規範を教えていかなければならない。少なくとも学校で性教育をやるならば、教えるべきテーマはそれだろう。「時代の流れだから」などといって、青少年の性の放縦を放置してよいはずがない。
新田氏の指摘はこうだ。
（１）今日の青少年の性モラル低下に、学校での誤った性教育が一役買っている、（２）誤った性教育は、それを施す教師にも悪い影響を及ぼしている。
（２）の視点が私には目新しく感じた。これからは生徒（青少年）ばかりでなく、教師自身の性意識や性行動も調査・研究する必要があると思う。教師の性犯罪は一部の不届き者に限ったことなのか、それとも事件は氷山の一角で、無数の犯罪予備軍がいるのか？ もし後者ならば、生徒との接し方のガイドラインを作るとか、研修を行うとか、何らかの対策が必要になるのではないか。
そして言うまでもなく、実質的には性交教育（性交の奨め／free sex教育）でしかない、今の即物的な性教育は抜本的に改善しなければならない。義務教育段階で、触れ合いの性、快楽の性など教える必要は一切ない。まして親の保護下にあり、自己責任の取れない年齢の青少年に「性的自己決定権」などは論外のことだ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。