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(回答先: Re: ところで、宮本氏はご健在なのでしょうか? 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 9 月 21 日 21:45:17)
長壁さん、お元気そうで何よりです。
おらは今酒が飲めないので(経済的理由ですが)、異常心理の状態にあります。
餓えてしまっているのです。精神的にも。
逸見庸氏もいなくなった以上、だれが絶叫するんでしょう。
こんなとき考えることは、しょうがない「星の王子さま」のメルヒェンです。
むかし読んだけど内容を忘れたので読み返しています。
純粋になればなるほど社会性は欠けてゆくけど、ひとつのエキスに触れることができます。不思議なことにひとつひとつ素朴な問いかけが王子様から出されるけれど、内容は痛烈です。エンデの「モモ」なんかももう一度読み直してみたいですね(長いけど)。
サン・テグジュベリ(内藤濯訳)の前書きです(岩波少年少女文庫)。
「レオン・ウェルトに」
わたしは、この本を、あるおとなの人にささげたが、こどもたちには、すまないと思う。でも、それには、ちゃんとした言いわけがある。そのおとなの人は、わたしにとって、第一の親友だからである。もう一つ、言いわけがある。そのおとなの人は、子どもの本でも、なんでも、わかる人だからである。いや、もう一つ言いわけがある。そのおとなの人は、いまフランスに住んでいて、ひもじい思いや、寒い思いをしている人だからである。どうしてもなぐさめなければならない人だからである。こんな言いわけをしても、まだ、たりないなら、そのおとなの人は、むかし、いちどは子どもだったのだから、わたしはその子どもに、この本をささげたいと思う。おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)そこで、わたしは、わたしの献辞を、こう書きあらためる。
子どもだったころの
レオン・ウェルトに
---------------------第三極はこういう立場に立って構築すべき、と思います。