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【古田氏の涙が語るもの】 @ODA ウォッチャーズ
グローバリズム、新自由主義と既成の企業体質、弱者切捨てと生活の確保、伝統と
革新、世界で吹き荒れる潮流に日本のプロ野球が巻き込まれた。
日本のプロ野球の歴史は、日本の戦後の復興の歴史を重なる。また、読売新聞社、
日本テレビ網という、巨人軍が勝つ姿を売り物にするマスコミが、巨大なネットワー
クを構築したことで、政治・経済に、大きな影響力を持つことになった。 しかし、
ここで、やはり、日本の自称『改革勢力』が、実は、保守主義の塊であり、『現状維
持グループ』が、実は、誠実な改革・前進勢力である、ことが露呈されている。
政治・経済で、登場する同じ名前が頻繁に出てくる。
まず、読売系のナベツネ氏である。この人物が、憲法9条改憲勢力の中心であり、
小泉・似非改革の推進者であることは、公然の事実である。この似非改革者が、新た
な球団参加阻止の筆頭でもある。竹中氏の言うように、新自由主義・グローバリズム
の立場からは、当然、あらゆる新規参入の機会均等が保証される必要がある。ナベツ
ネ氏が、理論を便宜的・自己中心的に使っていることは明白である。
トヨタの奥田氏も、ストには批判的のようだ。彼も、ことあるごとに、現在の小泉
自民党を持ち上げ、支援し、民主党を批判してきた。最近は、民主党の内部の脆弱体
質を批判している。しかし、今日の財界ほど、主張が一貫せず、整合性の無い行動を
取り、政治に甘えている組織は無いだろう。過去の既得権に縋る姿勢が明確である。
ダイエーという、類まれな個人の才能と努力で築いた芸術的企業が、外資の餌食に
なる寸前の所に居る。今回の、プロ野球騒動の発端である。
古田氏の涙は、日本の中小企業の涙、失業者の無念、アジア通貨危機後の民衆の苦
悩に重なる。
(ODA ウォッチャーズ)
http://blog.melma.com/00112192/20040918083248