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中国を訪れた日本経団連の奥田碩会長と日中経済協会(会長・渡里杉一郎東芝相談役)の代表団は13日、北京で温家宝・中国首相と会談した。首相は両国の経済関係が順調に推移しているとの認識を示す一方で「政治面で幾つかの問題があるが、中国がつくったものではない。少数の日本の政治家は歴史について正確な認識を持っていない」と述べ、日本側に責任があると批判した。
小泉純一郎首相の靖国神社参拝を受け、両国首脳の相互訪問が途絶えていることなどを念頭に置いた発言とみられる。温首相は「中国と日本は政治面でも成熟した段階に入らなければならない」と強調、奥田会長は「経済界として友好関係に力を尽くしたい」と応じた。
余剰人員整理や不良債権処理が難航している中国の国有企業改革について、奥田会長は「日本も10年ほど前に同じような状況だったが、改革は成功した」と述べ、中国側の取り組みをただした。
温首相は「成長が速すぎる鉄鋼などの分野は過熱を抑え、エネルギーや運輸といった弱い分野は保護しなければならない」と、中央政府による調整に理解を求めた。
日中経協の訪中代表団派遣は30回目で、日本を代表する企業経営者ら約100人が参加。9日に中国に入り、大連や瀋陽など東北部主要都市の国有企業や経済開発区を視察、世界貿易機関(WTO)加盟後の投資環境などを中国側と協議した。(共同)
(09/13 23:07)
http://www.sankei.co.jp/news/040913/kei139.htm