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銃携行し佐世保市街をパレード 陸自相浦創立記念
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#04
佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地(川口洋市司令)創立四十九周年を記念し、同駐屯地の西部方面普通科連隊が十一日、銃を携行して市内目抜き通りをパレードした。同日は米中枢同時テロ(二〇〇一年)が起きた日でもあり、テロを境に国際緊張が高まる中での実施に、労働団体や反戦・平和団体は抗議の声を上げた。
パレードはPRが目的で、今年で三回目。「陸自本来の姿を披露し、市民の理解と信頼を得たい」と、昨年に続き銃を携行した。迷彩服姿の同連隊約二百五十人が、装弾していない小銃や機関拳銃を手に市中心部の国道(松浦交差点―島瀬交差点)を行進。沿道では市民が小旗を振った。
これに対し、佐世保地区労(原正已議長)は市内で抗議集会を開き、約百二十人がアーケードをデモ行進。集会で谷村和親事務局長らは「日本政府は米国に追随し、アジア侵略戦争の反省と平和憲法を忘れている。本来、専守防衛の自衛隊がこの数年で大きく変化している」と危機感を訴えた。パレードがあった沿道では、佐世保原水協(山下千秋理事長)なども横断幕を掲げ、抗議した。
パレードを見た市民からは賛否両論の声が聞かれた。三男が海上自衛官という主婦(66)は「感激した。行進で、自衛隊が普段の姿で銃を持つのは当然と思う」。東京大空襲で自宅を焼かれ、疎開生活を送った主婦(66)は「行進を見ると戦争の足音が聞こえてくるようで胸がドキドキする。パレードには反対」と話した。