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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000007-san-pol
防衛庁 参事官制見直し着手 文民統制「政治家主導で」
防衛庁は、石破茂防衛庁長官が指示を出した防衛参事官制度の見直しを含めた組織運営の再検討に本格的に着手する。参事官制度の見直しについては、北原巌男官房長をトップにプロジェクトチームを作り、年末の中間報告を目指し、作業を本格化させる。
参事官制度見直しについては「文民統制が崩れる」と不安の声が早くも上がっているが、中曽根康弘元首相は八日の記念式典で「文民統制は国会が、政治家が自衛隊を統制することだ」と指摘、文民統制は文官(背広組)ではなく、国民に選ばれた政治家が自衛隊を統制することだと強調した。
仮に武官(制服組)の発言力が高まったとしても、最終判断は防衛庁長官が下すという仕組みは変わらないが、政治家の役割は一層重くなる。
参事官制度は、官房長や防衛局長ら十人の背広組幹部を防衛参事官として配置し、長官を補佐する仕組み。文官が運用を含め、自衛隊の活動について長官と制服組の間で調整を行っており、現行制度では背広組優先となっている。
防衛庁内で参事官制度見直しが議論され始めた背景には、自衛隊の役割の変化がある。米中枢同時テロ後のインド洋への海上自衛隊派遣や陸上自衛隊部隊のイラクでの活動など、任務が質的に変化。「冷戦時代は装備の充実が重視されたが、テロやゲリラなど『新たな脅威』に対処するには自衛隊がどう動くかが重要」(制服組幹部)。そのため、防衛庁長官と制服組が密接に協力することが、日本の安全保障態勢を維持するために不可欠となっている。
ただその一方で、文民統制の観点からも、防衛庁長官の責任は重くなる。以前は「派閥順送り人事でうまく利用されてきたポスト」(与党中堅)とされ、わずか数カ月で長官が交代するケースも多かった。しかし、同庁内では今月末の内閣改造を控え、「引き続き防衛問題に明るい方の就任をお願いしたい」(幹部)との声が大勢だ。
テロ対応などで「政治家トップの瞬時の判断が一層求められる時代になった」(制服組幹部)。安全保障に関する政治の役割はますます重要になってきた。
(産経新聞) - 9月9日3時10分更新
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/14925
日本流の「文民統制」を海外のように大臣直属のような形にしたいと。しかし
石破のような「軍事オタク」やタカ派が大臣になると、「軍ー軍統制」みたいに
なってしまう。