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金総書記義妹が米亡命 01年10月ごろ【東京新聞】今頃出てきた、むしろニュースの出てきたタイミングに注目
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20040908/mng_____kok_____002.shtml
【ソウル=篠ケ瀬祐司】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の事実上の正妻で、六月に死亡したことが確実視される高英姫(コ・ヨンヒ)氏の実妹が二〇〇一年十月ごろ、米国に亡命していたことが七日、分かった。複数の朝鮮半島関係筋が明らかにした。
同筋によると、亡命したのは高英姫氏の妹、高英淑(コ・ヨンスク)氏で、日本人の偽造旅券(パスポート)で米国に入国したところを米当局に拘束され、最終的に米国への亡命を申し出た。現在、米国内で特別保護下に置かれている。英淑氏は一九九〇年代後半から米国入りまでの間、スイスなど欧州に滞在していた。年齢は、韓国誌「月刊朝鮮」が昨年時点で四十五歳としている。
英淑氏は、姉を通じて把握した金総書記や北朝鮮の内部事情を米国側に伝えたとみられる。
「月刊朝鮮」は昨年、金総書記と高英姫氏の間の二人の子供、金正哲(キム・ジョンチョル)、金正雲(キム・ジョンウン)両氏がスイスに留学中、英淑氏が同地で両氏の面倒をみていたと報じた。事実ならば、金総書記の後継者候補として取りざたされながら情報が限られている両氏の人となりや、金総書記の海外での財産管理などについても承知していたことになる。
金総書記の妻の親族による北朝鮮脱出は、妻の一人だった成恵琳(ソン・ヘリム)氏の姉、成恵琅(ソン・ヘラン)氏が第三国に亡命した例がある。成恵琅氏が二〇〇一年に出版した手記には、金総書記や、金総書記と恵琳氏との子、金正男(キム・ジョンナム)氏についても触れられている。
よど号メンバーの子ら帰国 北朝鮮から未成年の3人【東京新聞】残り子供は3人。いわば、疎開?激動の予兆か、、。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040907/fls_____detail__076.shtml
北朝鮮で生まれ育ったよど号ハイジャック事件メンバーらの子供3人が7日、北京経由で成田空港に帰国した。日本の地を踏むのは初めて。
3人は、故田宮高麿元赤軍派幹部の2男(16)と、田中義三受刑者(56)=よど号事件などで実刑確定=の3女(14)、赤木志郎容疑者(56)=国際手配=の妹と支援者の間に生まれた長女(16)。
メンバーの子供は、2001年5月に田中受刑者の長女ら3人が帰国したのをはじめ、3回にわたり計14人が既に帰国している。今回の3人は、先に帰国した家族の元で生活する。
北朝鮮に残るのはメンバー4人のほか、田中受刑者の妻協子容疑者(48)=旅券法違反容疑で国際手配=ら妻3人、子供3人、支援者1人となった。協子容疑者は10月19日に帰国する予定。
成田空港に到着した子どもたちは、3人とも帽子を目深にかぶり、無言のまま報道陣の前を通り過ぎた。
メンバーの代理人で、帰国に同行した救援連絡センターの山中幸男事務局長は「子供たちは帰国を喜んでいる。残された全員の帰国がメンバーらの希望だ。なるべく早く実現させたいが、年内は困難」と今後の見通しを語った。