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http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/040904c.html
米軍ヘリ墜落 放射性物質1個未回収
米軍ヘリ沖国大墜落事故で、機体の器具中にあった放射性物質が「ストロンチウム90」で、このストロンチウム90を含む回転翼安全装置6個のうち、5個は回収したが、1個は「焼けて気化し、識別できなかった」ことが分かった。米国大使館が3日、発表した。この物質は体内に入ると骨に蓄積され、骨のがんや白血病の原因になる危険性がある。同大使館は「米海兵隊の調べでは、墜落現場には放射性汚染の痕跡は存在しない」と説明したが、専門家らは「危険性は否定できない。きちんとしたデータを示すべきだ」と指摘した。
沖国大の黒島安武事務局長も「早くしっかりと情報を出せば、すぐに対応ができた」とがくぜんとした。
発表によると、墜落した米軍ヘリは放射性物質のストロンチウム90を含む回転翼安全装置と氷結探知機を装備。海兵隊が放射能検出機を使い、現場から回転翼安全装置が入った容器5個と氷結探知機を回収した。残る回転翼安全装置1個は「焼けて気化した可能性が高い」とし、「そのストロンチウムの被ばく量は医療用エックス線より少なく、人体への影響はない」と説明している。
琉球大学の矢ヶ8FD5C4克馬教授(物理学)は「1秒間に出す放射線の量はストロンチウム90の方が、劣化ウランより1億5000万倍ほど多い。燃えて微粒子となったものを吸い込むと発がん性は否定できない。米軍は住民の健康管理に責任を持つべきだ」と指摘した。