現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙5 > 380.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
9月1日 国会召集が10月12日以降とは
9月1日ーメディア裏読み
≪ 国会召集が10月12日以降とは ≫
自民党幹部が臨時国会の召集を10月12日以降にしたい考えであることを民主党に
非公式に提案していたことが明らかになった。自民、公明、民主の国対委員長が22日
から、31日までイタリア、トルコを訪問していた時に、与党側から民主党に伝えられ
ていたという。
新聞では連日わが国が直面する内外の深刻な問題を報じている。チェチェンの飛行
機事故がテロであることが確実視されたと思ったら、イスラエルではバス2台の爆破
テロが昨日起こった。
今年三月、と四月にイスラエルによって殺害されたハマスの精神的指導者ヤシン師と
後継指導者ランテシ氏の報復だという。
これに対しシャロン首相は「テロとの戦いに全力で取り組む」と報復を宣言した。
そんな中で30日、ホンダベルギーで自衛隊のイラク駐留に言及した爆弾脅迫の電話が
あった。日本郵船は観光PRの飛行船「ツェッペリン号」のシベリア上空の飛行を断
念した。
自衛隊が駐留するサマワに部隊を展開しているオランダ政府は、治安情勢の悪化を懸
念する兵士の家族や議会の突き上げで「駐留も来年の3月が限界だ」と国防相が日本の
訪問議員団に漏らしたという。(9月1日、朝日新聞)
国内では経済の深刻さが日増しに露呈されつつある。年金財政の空洞化は進む一方で
あることが8月30日の厚生労働省の発表で明らかにされた。8月31日に締め切られる
05年度の概算要求は、国債費が増える一方で防衛庁はミサイル防衛やテロ対策を理由
に要求をふやす。市街戦を想定した「狙撃班」を創設するという。
郵政民営化、地方と中央の三位一体改革も、連日新聞を賑わせている割にどの記事を
読んでも中身が見えてこない。
在日米軍の再編に至っては外務省はどうしていいかわからない状況である。
これだけ問題が山積しているのにもかかわらず、夏休みを終えたばかりの小泉首相は
週末から二度目の休みで演奏会にでかけた。
「夏休みどころじゃぁないんだけどね」と笑ったと言う。
自らの政権を支えている青木参議院会長が日歯連疑惑で民主党から東京地検に告発され
た異常事態についても他人事のようにコメントを繰り返す。
靖国神社参拝について31日都内のホテルで経済界から「日中首脳会議が出来る雰囲気
にしてほしい」と中止を要請されても「私の政治信条だから断固として変えない」と述べた。
ロシア政府が批判する見解を出しても「領土問題の解決なくしては日露の平和条約締結は
ない」と述べる。
これほどの問題を抱えているのに全く国会の審議が行われないということはどういうことなのか。
民主党は早く国会を開こうと闘わないのか。
この国の政治家に政治家本来のまともな仕事をする気が見えないのである。
http://homepage3.nifty.com/amaki/pages/ns.htm