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「林道義のホームページ」から貼り付けます。
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(貼り付け開始)
67 「平和」「人権」の看板に騙されるな ──創価学会=公明党に政党の資格なし(『日本時事評論』第1557号、平成16年7月2日〈天録時評〉)
創価学会=公明党が掲げてきた「平和」「人権」などは、国家権力を奪取するための看板でしかない。票取り、人気取りのために掲げているだけだから、創価学会の出す出版物では汚い言葉による誹謗中傷の「人権侵害」を繰り返し、絶対平和主義を掲げていた「反戦平和」も簡単に方向転換してしまう。政権奪取のためには手段を選ばない創価学会=公明党に権力奪取を許してはならない。こうした政党が存在すること自体異常なことである。国民は創価学会=公明党に騙されず、こうした政党の跋扈(ばっこ)を許さない意思表示が必要である。
平和、人権はどこへ
公明党はかねてより「平和の党」「人権の党」などと自称してきたが、明らかに看板に偽りありと言わざるを得ない。昨年の二月までは、公明党はイラク攻撃について「安保理決議がない場合は、公明党としてイラク攻撃を容認できない」(冬柴幹事長)としていたのが、三月に入ると急に方針転換し、国連安保理による武力行使の容認決議が採択されなくても、米国のイラク攻撃を容認する方針を固めた。一昨年の年末にはイージス艦のインド洋派遣に賛成し、昨年末には、自衛隊のイラク派遣をも容認した。
公明党は創価学会と共に絶対平和主義を掲げていたのだから大転換である。しかも、かつて、東西冷戦が激化している中で、日米安保の廃棄、在日米軍基地の撤去などを求め、自衛隊も違憲の疑いが濃厚だとして政権をとった暁には解体すると表明した。自衛権の行使すら否定していたのである。まさに様変わりだ。
また、当時は旧ソ連による共産主義勢力が拡張を続け米国はベトナム戦争の泥沼化の中にあり世界が赤化しそうな様相を呈していた。創価学会は青年部を中心としてソ連との交流を深め池田大作会長(当時)自ら共産圏への訪問を繰り返していた。明らかに親ソ、親共産主義に傾いていた。日本共産党と「創共協定」を結ぶなど左翼革命政党と協調し、政権奪取を目指していた。要するに、政権への近道として「反戦平和」の看板を掲げたのである。
本来好戦的な体質
創価学会は戦前から、反戦平和を掲げていたというのは、嘘である。創価学会の初代会長である牧口常三郎氏は「国家諫暁(こっかかんぎょう)だね。陛下に広宣流布(こうせんるふ)の事を申し上げなければ日本は勝たないよ。これを御本山に奏請(しんせい)して、東京僧俗一体の上に国家諫暁をしなければ国はつぶれるよ。並大抵でない時に生まれ合わしたね」(『人間革命』戸田城聖の初版)と説いている。牧口氏自ら靖国神社へも参拝していた。つまり牧口氏には、「反戦・天皇制反対」などという意識は持ち合わせておらず、むしろ「皇国日本」を戦争に勝利させるために国家諫暁(国家を諫め諭すこと)や広宣流布を行おうとしていた。要するに、牧口、戸田両氏とも戦争に正面から反対して投獄されたのではないということだ。
また、現在の池田名誉会長が実権を握ってからは、「創価学会は国立戒壇(こくりつかいだん)建立のために参議院に出る。衆議院には出ない」と言っていたが、数年も経たぬうちに、衆議院に進出した。池田氏は政権取りを標榜していたが、政権を握った暁には「日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想文化一切の指導者・最高権力者である」とまで公言していたのである。その一点を目指して創価学会が公明党を作り、選挙活動に死に物狂いになっていることを忘れてはならない。
創価学会の組織も、「反戦平和」を掲げる団体にはふさわしくない、軍隊組織を真似た組織であった。とにかく「勝つ」ことへの執着は甚だしく、それだけに敵対者への攻撃姿勢はとても平和的とは言えない。創価学会の脱退者に対する誹謗や中傷の激しさはよく知られているが、幹部や公明党の議員であれば死んでも誹謗中傷されている。
聖教新聞や創価新報を見れば、嘘吐きやゴミ、屑、蛆虫などの言葉が踊っている。とても「人権」を尊重しているとは思えないし、明らかに、人権侵害ともいえるほど執拗な批判を繰り返している。あるいは批判的な個人や団体に対しては訴訟を乱発し、相手を経済的にも時間的にも消耗させて、批判させないようにしている。こうした行為はいっこうに止める気配を見せていない。創価学会=公明党に「人権の党」を名乗る資格はない。
政権奪取が至上命題
「広宣流布達成の暁には、池田先生が総理大臣になる。〃国主〃として天皇より上になる。我々〃学会人〃(編集部注‥会員は、自分達をこのように自称して、非会員と区別していた)は世の中であらゆる所で上になる。その時は、我々を貧乏人とさげすみ、見下していた連中を見返してやるのだ。我々は、邪宗の連中を女中や下男として召しつかい、子供の通学の送り迎えもやらせるような身分になる……」という夢がかつて語られていたが、創価学会=公明党の存在目的は変わっていない。
創価学会=公明党を実質的に支配している池田氏は「創価学会は宗教団体であり、公明党は政治団体である。ともに日蓮大聖人の教えを奉じ、王仏冥合をめざす同体異名の団体である」 (「池田会長全集」第一巻)。「創価学会を離れて公明党はありえない。もし創価学会を離れた独自の公明党があるとすれば、それは既成政党となんら変わることのない存在。創価学会と公明党は、永久に一体不二の関係」(「池田会長全集」第一巻)と説いている。さらに、「私が教わったのは帝王学だ。私は最高権力者になる」(池田大作発言・『現代』昭和四十五年七月号)と言っている。創価学会=公明党は国家の頂点に池田氏を据え日本を支配することこそが悲願なのである。
創価学会=公明党が、目的達成のためには「平和」「自由」「人権」「福祉」「弱者保護」といった言葉をこれからも多用してくることは明らかだ。しかし、共産党以上に独裁的で、反民主的な団体が政権をとれば、民主主義は否定され、自由や人権が抑圧されるのは目に見えている。国民は甘い言葉に騙されず、その本質を見抜くべきである。こうした政党を排除しなければ、日本の将来はない。(了)
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(貼り付け終了)