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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04080706.html
首相と被爆者すきま風 3年連続対話なし
▽式典演説も不満残す
広島市の平和記念式典に出席した小泉純一郎首相は六日、三年連続で被爆者代表に会うことなく、被爆地を後にした。式典では被爆国のリーダーとして「核兵器の廃絶に全力で取り組む」と決意を述べたが、拍手はまばら。首相はヒロシマから遠ざかるばかり―。出席者、被爆者たちに、そんな印象を抱かせた。
「声が小さい上に、力もなく…」。首相のあいさつを聞いた安佐南区の無職男性(81)は物足りなさを口にした。国会で「人生いろいろ」などと強弁したのと裏腹に、首相は原稿に目を落としたまま、淡々と読んだ。マイクを通しても聞き取りにくく、会場からは「聞こえない」と、いらだち交じりの声も飛んだ。
式典後、首相はイスラエル、パレスチナの高校生と交流。「手をつないで平和を推進して」と語りかけた。続く記者団とのやりとりは二分足らず。「憲法九条改正の議論がなされるべき」との発言を残して平和記念公園を離れ、午前十時前には広島空港(広島県本郷町)をたった。
中区のホテルでの「被爆者代表から要望を聞く会」は、今年も坂口力厚生労働相に任せた。会の後、広島県被団協の坪井直理事長は「せっかく式典に参加されたのなら、十分間でいいから時間を割いてほしい。被爆六十年の来年こそは実現してほしい」と語った。
【写真説明】平和記念式典の会場に入る小泉首相。被爆者との対話はなく、約2時間後には「機上の人」となった(広島市中区)
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特攻隊員の遺書には涙を流す小泉だが、民間人の犠牲者である被爆者には会お
うともしない。式典の挨拶も、いかにもいやいやという態度を隠そうともしない。