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(回答先: 兵庫労働局が裏金でキャリア厚遇、2年で500万円も [読売新聞]【赴任してきたキャリアに至れり尽くせりのために】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 06 日 19:01:25)
厚生労働省兵庫労働局の汚職事件に絡む約1億7000万円の裏金問題で、厚労省は6日、省内の調査班を今週中に設け、本省職員約150人に対し、同労働局職員から陳情時の手土産や出張時の接待を受けていなかったかなどについて事情聴取することを決めた。
同労働局元主任の公共職業安定所雇用指導官、斎藤剛容疑者(43)(収賄容疑で逮捕)が「本省へ陳情した際、裏金で捻出(ねんしゅつ)したビール券などを配った」と供述したことや、裏金の引き出し役だった複数の上司が「東京から来た職員の夜の接待に使った」などと証言したことを重視。同日付で職員数人を監査指導室会計監査官兼務とする人事異動を発令し、異例の態勢で徹底調査に乗り出す。
同労働局の関係者によると、本省へ予算陳情する職員には、裏金としてプールされたビール券の束が託され、上京のたびに5―10万円分が使われたという。ある職員は「2つか3つの係を回り、主任、係長クラスに1万円程度のビール券、商品券を手渡した」、別の職員は「係長以下の職員にも行き渡るよう、ビール券を入れた封筒を3つ、4つ用意、さらに大きな袋に入れて係長に手渡した」と証言する。
斎藤容疑者は「効果は抜群で、確実に予算がつく。わざわざ『予算が準備できたよ』と電話をかけてくる人もいた」と供述しているという。
本省から出張してきた職員は「お客さん」と呼ばれ、夜はキャリア幹部同席の懇親会が開かれるのが通例。1次会はすし店やホテルのレストラン、2次会は高級クラブなどで、引き出し役の上司の1人は「接待時はついていって(裏金から)支払った」と証言。同席しない場合でも「上の人が『お客さんが来る』と言って事前に受け取りに来たり、後日、裏金から精算した」という。
一方、裏金の一部は同労働局のキャリア幹部の“もてなし費用”にも使われていた。赴任してきた幹部に家電品などを届け、休日のゴルフ、冠婚葬祭費、異動で官舎を出る際の修復費を裏金で面倒をみる徹底ぶり。兵庫県出向のキャリアには2年間で約500万円が使われていたという。
厚労省は「徹底的に事実を明らかにし、不正があれば厳正に対処する」としている。
(2004/10/7/03:04 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041007i301.htm