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(回答先: 社民党は3年後まで生き延びさえすれば目がある 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 8 月 01 日 21:31:58)
バルタン星人さん、貴重な情報をありがとうございます。
結局、民主党の票田は、浮動票と、自民党だけれど反小泉、反公明票ということですね。
民主党はここ数回の選挙は自民党票の切り崩しにかなりの精力を注ぎ込んでいたように思えます(浮動票は結果として付いてくると)。
民主党の今回の躍進は、自民離れ票と、現体制批判の創価学会員票(わずかだったでしょうが)、そして本来的には社民や共産に流れていたはずの浮動票を取り込んだ結果ですね。
民主党の現状を見る限り、この戦略は正しかったと思います。
ただし、それでは民主党のアイデンティティは、反小泉・反自公・反社共ということになり、中心の存在しない空虚な政党になってしまう(非常にポストモダン的でもあり、あるいは政権交替のある55年体制のカリカチュア的反復でもあり、日本政党史的にはそれはそれで興味深いのですが)。
とはいえ、本気でアイデンティティを求めると、小泉自民党とほとんど変わらなくなる恐れもある(今回の岡田のアメリカでの自衛隊海外派兵容認発言はそうした流れの一環ですね)。
違いは公明党・創価学会がくっついているかいないかだけという、笑えない事態が現出する可能性もあります。
社民党が3年後まで生き延びることができるかどうか。
財政的な問題、中央・地方組織の高齢化、それに伴う組織の弱体化を乗り越えることができるかどうか、かなり心配しています。
いまの体制にそれほど想像力があるようにも思えないし。
ただ、総選挙は3年以内に、それもかなり早い時期に行われる気がします。
社民党には、そのための準備・対策を怠らないようにしてもらいたいですね。