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俵孝太郎の辻斬り説法
2004年7月16日 掲載
1000万票届かず限界見せた創価学会・公明党
http://www.gendai.net/contents.asp?c=023&id=15277
カッタカッタとゲタの音、というのは、たいした勝ちでもないのに勝ち誇ってみせるトウシロをからかうときの、バクチ場の地口だ。参院選の公明党はこのクチだ。
公明党は実は前回の13から11に、2議席減らしている。選挙区で候補者擁立を見送ったための減で、比例代表では前回と同じ8議席とったから大勝利だと自画自賛するが、とんでもない。3つにしぼった選挙区では東京が4着、埼玉は3着の、ともにビリッケツ当選。金城湯池の大阪でもトップの民主党に大差をつけられた2着だった。
比例も当選数は同じだが、前回は8人に地域割りして自信を示したのに、今回は地域割りは6人にとどめて、2人は結果オーライ。8人目の当選者はなんと1万7173しか個人得票がなく、最低得票要件を決めていない制度の欠陥を証明する羽目になった。
比例で1000万票をとると大言壮語していたくせに、前回より43万票ほど増えただけの862万票余。昨年の総選挙での比例の実績より11万余も少ない。公明党は投票率に関係なく出る票はきちんと出すのが身上だし、総選挙と同様、今回も選挙区で協力した見返りに自民党の固定票の一部をもらったのだから、公明党の実力は完全に頭打ち、というより長期低落だ。
フセインにしても金正日にしても、敗色歴然でも勝った勝ったというクセがある。それが独裁者の体質だ。池田大作氏独裁の創価学会と「一体不二」の公明党も同じだ。その創価学会=公明党は落ち目の小泉自民党を見て、今後の連立相手は民意に沿ってきめるとか、秋の内閣改造は閣外協力にすべきだとか、と言い出している。常に勝ち組につこうとする裏切り常習の弱小権力亡者、洞ケ峠の筒井順慶が彼らの本質なのだ。