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金平茂紀「ホワイトハウスから徒歩5分」
http://www.smn.co.jp/kanehira/
http://www.smn.co.jp/kanehira/mokuji/040719.html
07月19日(月)[2大政党制がそんなにいいのか?]
日本から自民党と民主党の国会議員が仲良くワシントンに来て、保守系のシンクタンクで講演するという。ちょっとのぞいてみたが、いきなり、このあいだの参院選で、日本にも「ようやく」二大政党制が根付いたので、これで念願の憲法改正が出来ると息巻いていた。先日の参院選は一体何だったんだろうというのが、僕の正直な感想だが、あれでも興奮している人がいるらしい。
国民は何にも選択なんかしなかった。大して主張も違わない2つの政党のあいだで票を分け合ったにすぎない。弱小政党はますます弱くなり、その分を民主党がかっさらっていって、その2政党のあいだのキャステキング・ボートを某宗教政党が握っているだけ。なあんにも変わらない。日本の政治は。けれども確実に変わるとわかることは、これで現行憲法が変えられる可能性が現実味を帯びてきたということだ。しかも、なし崩し的に。
憲法9条は本当に変えられてしまう。と言ったって、現実には憲法9条に明らかに違反することをさんざんやってきて、既成事実化して、憲法は現実に合っていないとか言ってきているのだ。曰く、「憲法9条の理念を実現するためにも憲法9条を改正しなければならない」。ええっ?これって絶対的自己矛盾というのと違うのだろうか。
例えば、戦争を廃止するための戦争。民主党の「若手」議員が特にヒドくて、彼らの主張は自民党タカ派顔負けというか、それ以上だ。そういう空気のなかで「大連立」なるものが憲法改正のために出来上がる気配がある。アメリカの現状をみていて本当に感じるのは、真の意味での選択肢が「2大政党制」では用意されない、という事実だ。そんなに2大政党制がいいのか。僕らは真剣に考える時が来る。
※ 参考
二大政党時代を風刺する掌編小説「『平和イマジンバーガー』は限定発売♪」
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/742.html