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<2004年7月18日 朝刊 1面>
反自公、統一候補擁立へ/那覇市長選
那覇市議会で、自民、公明両党の選挙協力に反発する野党二会派と、与党一会派の代表は十七日午後、市議会内で会合を開き、十一月に予定されている市長選に向け、統一候補を擁立することで正式合意した。県内の主要選挙で、“保革”の枠を超えた「反自公派」の協力態勢が具体的に動きだすことになる。候補者の人選も大詰めを迎えており、今月中にも固まる見通しだ。
「反自公派」は、野党の市民・社社ネット(社民、社大、民主系無所属、無所属)、共産、与党の自民クラブの三会派。市議会三十七人中、十七人を占める。ただ、自民クラブの一人は態度を保留している。
会合には三会派の代表計八人が出席し、あらためて「一党一派に偏らない市民派候補を擁立する」とした基本方針を確認した。また四、五人の候補者を挙げ、一本化に向け協力することでも一致した。
水面下での調整は参院選期間中も進められていたが、各派代表が正式に顔をそろえるのは、この日が初めて。
三会派は今後、政党との調整や、複数の候補者と接触しながら、市職員労働組合なども含めた具体的な政策づくりにそれぞれ着手、詰めの作業に入る。
保革を超えた新たな枠組みとなるだけに、党派の思惑に振り回されないよう慎重な姿勢で臨む考えだ。
一方、現職の翁長雄志市長を支える「自公派」は、参院選沖縄選挙区での自公候補落選を総括するとともに、体制の立て直しを急いでいる。翁長市長は、現段階では再出馬の意思を明確にせず、一期目の公約の総仕上げに全力投球するとしている。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200407181300.html#no_1