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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 7月15日号(平日毎日発行)
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選挙に負けてもまだ政権にしがみつきデタラメ改革を
うそぶいている鉄面皮男を即刻クビにしないとダメだ
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参院選での国民の審判は、小泉首相の「即刻退陣」を求めたものだ。選挙民が投じ
た票の動きは、「小泉政権にお灸をすえた」「自公政権に反省を求める」といったレ
ベルではない。
小泉退陣を求める選挙民の意思は、選挙区でも比例区でもクリアに表れている。自
民党と民主党の獲得議席は49対54(推薦を含む)と5議席の差しかないが、「小
泉ノー」は、議席差を大きく超えて示されている。
象徴的なのは、選挙区での自民党の得票数。トータルで民主党を下回ったのは初め
てだ。
「個別に見ても、47選挙区のうち自民党の得票が民主党を上回ったのは19選挙区
しかなかった。得票率で50%を超えたのはわずか6選挙区で、30%以下の都道府
県が5つも出た。これは従来の自民党支持者からもソッポを向かれた証拠です。深刻
なのは、この得票数は公明党票を上乗せしたものであること。選挙区で自民党に流れ
た公明票は約400万票と推計され、裸の自民票だけでは20議席台しか取れない計
算になる。実態的には44議席だった98年参院選(橋本内閣時代)を上回る大惨敗。
自民党票の急激な落ち込みは、組織の弱体化では説明がつかない。年金改革や自衛隊
多国籍軍参加を強行した小泉自公政権への不信任としか考えられません」(自民党選
対関係者)
比例区に至っては、政権政党を名乗るのもおこがましい惨状だ。民主党に500万
票近い差をつけられたうえ、獲得議席は14と改選定数48の3分の1にも達しなか
った。
参院選で小泉は「3年間の実績を問いたい」と繰り返してきた。それに対する選挙
民の答えがこの結果だ。小泉首相の即退陣は参院選での選挙民の意思。続投を認める
理由はどこにもない。
◆ 「選挙なんて大したことじゃない」が小泉のホンネ ◆
ところが、小泉は国民の「退陣要求」を無視して政権にしがみついている。居座り
の言い草はペテン師そのものだ。
紛れもない不信任を、「野党の声にも耳を傾けて、改革を推進しろという声と受け
止める」と、うそぶく。総裁や執行部の責任を問われれば「51議席の目標は高めに
設定した」とウソ八百で逃げる。その揚げ句、「公明党を合わせて参院の過半数を確
保できた。逆風のなかでよく安定多数を与えてくれた。やはり全体を見てくれるんだ
なあ」とまるで勝ったかのような口ぶりだ。反省、ケジメ、自戒などみじんもない。
選挙結果もいろいろ、言い訳もいろいろ、よくぞ平気で言えたものだ。
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■ 〈UFJ〉三菱東京に吸収合併 単独再建断念救済申し入れ
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▼ 住友への信託売却は撤回 総資産190兆円世界最大銀行へ ▼
経営再建中のUFJホールディングス(HD)が、三菱東京フィナンシャル・グルー
プ(FG)に経営統合を求める方針を固めたことが14日、明らかになった。UFJ
は同日午前に開く臨時取締役会で決議し、週内にも三菱東京に正式に申し入れる。統
合すれば、総資産190兆円の最大の巨大メガバンクが誕生する。UFJHDは、傘
下のUFJ信託銀行が住友信託銀行と経営統合することで合意していたが、白紙に戻
ることになる。
▼ 金融庁の3大メガバンク構想通り ▼
UFJは金融庁の検査で、大口融資先の処理について大幅な貸倒引当金の積み増し
を求められた結果、2004年3月決算で4000億円を超える最終赤字に陥った。
また、検査の過程で組織的に資料を隠蔽したなどとして4件の業務改善命令を受ける
など、崖っぷちに追い込まれていた。
双日、ダイエーなど大口の問題融資先を数多く抱えるUFJは今年3月末で、不良
債権残高は4兆円に上り、総与信に占める不良債権比率は8.5%に達している。そ
んな中、金融庁はUFJに対し、不良債権比率の半減や公的資金への配当を矢のよう
な催促で求めてきたという。
今年度中にさらなる不良債権処理を進めると、UFJの自己資本比率は大幅に低下
する。UFJにしてみれば、自己資本比率が4%でも大丈夫な国内行に特化するか、
どこかと統合するしかないとの判断で、店舗網が比較的競合しない三菱東京と経営統
合に向けて交渉に入る方針を固めたとみられる。
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