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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 7月14日号(平日毎日発行)
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この国はブラックホールへ向かって吸引されているが、とにかく
小泉政権があと2年も居直り続ける選挙結果の予想される結末
正常な民主主義を取り戻すためには一日も早い衆院の解散総選挙が
必要だと判明したが、恐らくそれはとても無理。
この国は真っ暗闇へ沈む中で国民生活はどうなるのか
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マスコミは参院選の結果を「民主党勝利」とか「民主党躍進」と報じている。しか
し、これは議席の増減だけで判断した皮相的な見方だ。これまで自民批判票を吸収し
てきた共産党と社民党が2大政党制の流れの中で埋没し、小泉のチョンボ・敵失が民
主党を勢いづかせただけ。となると本当の勝者はだれか。自分の組織票を分けてやる
代わりに自民党の生殺与奪の権を握った公明党と創価学会である。
実際、小泉自民は創価学会票がなければ49議席どころか40議席もおぼつかなか
った。事情通が言う。
「各マスコミが『自民苦戦』の予測を出した5日の夜、選挙の責任者である青木幹雄
参院幹事長は創価学会の秋谷会長とホテルで会い、具体的に10選挙区の名前を挙げ
て協力を求めたのです。さらに安倍幹事長も冬柴幹事長に頭を下げ、選挙区で学会票
をもらう代わりに比例区で公明党に投票することを申し出たのです。選挙の終盤戦で
は公明党が協力して選挙区では創価学会票によって5議席以上がカサ上げされたので
す」
こんな試算がある。各選挙区での公明党の比例代表の得票数を「公明票」とする。
公明党が自民党候補に半分協力、つまり公明票が50%に減った場合、山口、徳島、
佐賀など7選挙区で民主が逆転し、比例代表を含めると自民党は49議席から42議
席となり、民主党は50議席から57議席になる。これは98年選挙で惨敗、橋龍首
相が退陣した44議席を下回る。公明党票を70%まで減らすと山形、鳥取も民主が
勝ち、京都は共産党に議席を奪われてしまう。さらに公明党票をゼロ、つまり公明の
協力がなかったとすれば自民党の選挙区は議席はわずか20。もはや政党のテイをな
していない。
それが自民党の実情だが、創価学会・公明党に土下座せんばかりに協力をお願いし
た結果、小泉は自民惨敗・引責辞任を免れたのである。
◆ まるで麻薬中毒のように創価学会票をねだる ◆
創価学会・公明党への全面依存は昨年11月の総選挙もそうだった。小選挙区で当
選した自民党候補は168人。そのうち81人が創価学会票の“ゲタ”を履かせても
らっている。逆に言えば、学会票がなければ自民党の当選者は200議席を切ってい
てとっくに下野していなければならなかったのである。自民党はすでに衆参ともに創
価学会におんぶにだっこの政党なのだ。自民党幹部が言う。
「創価学会・公明党はありがたいというより怖い存在だね。だって気に入られなけれ
ば『支援しない』と次回は落とされるんだから。オレの政治生命は創価学会に握られ
たも同然だ」
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■ 死に体・小泉を直撃する3つの壁
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▼ 大敗の責任を取らずに居座ったが… ▼
参院選で大敗したにもかかわらず、小泉首相は、続投を宣言した。しかし「死に体」
の政権がいつまで持つのか。首相にはいくつもの壁が待ち受けている。
●真紀子の壁
まず、首相を直撃するのが「真紀子の壁」だ。
田中真紀子はきのう(12日)、「自民党は限界。民主党に政権交代するのが一番
いい」「票の流れをみると政界再編は早い方が良い」と、早くも小泉政権打倒をブチ
上げ始めている。
「真紀子は本気で自民打倒に動くつもりです。もともと、自民憎し、小泉憎しは強か
ったが、夫の直紀が自民党公認で参院選に出馬したため、批判を控えていた。だが、
直紀が当選してしまえば足かせはない。それにカンの良い真紀子は、次の総選挙では
民主党が政権奪取すると思っている。民主党についた方が得策という計算です。すで
に小沢一郎とは連絡を取っています。夫を離党させ、夫婦で民主党に入るシナリオも
ささやかれている。国民人気の高い真紀子に連日、批判されたら支持率急落の首相に
はボディーブローです」(政界関係者)
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