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(回答先: 内閣官房組織図 投稿者 愚民党 日時 2004 年 7 月 10 日 12:44:07)
みごとである。
9日(金)テレビは早朝から深夜まで「家族再会」一色の染まった。
多くの国民がスカルノ・ハッタ空港での「家族再会」映像に涙を流したに違いない。
この映像とは内閣官房提供である。
「家族再会」の前にはすでに、9年前の国松長官狙撃事件「再生」を
国民にインプット。「再生」から「再会」への模倣遺伝子。
「恐怖」から「感動」へのメディア大戦略。
まさにみごとである。
これによって内閣官房は参院選をわがものにしたのであろうか?
「国民の琴線をかき鳴らせ!」
みごとである。「家族再会」は国民的感情を
7月9日(金)において自己完結させた。
テレビの前で国民は感動のドラマを見た! おのれの頬にひとすじの河を伝わらせ・・・・
「涙そうそう」の曲は、あまりにぴったり・・・・
はたしておのれの感情において「家族再会」に感動し
忘我のごとく涙とともに自己完結してしまった国民は投票所に行くのであろうか?
組織に頼まれた人々が投票する行為が組織票である。
組織に投票以来を頼まれていない人々は投票所に行かないはずである。
組織嫌いで高度な意識をもった無党派の人々も投票所には行かないはずである。
711の前にすでに「家族再会」のドラマを見てしまったのである。
711のワクワク感はもうない。
参院選はすでに過去のものとなった。
「家族再会」のドラマがみごとに参院選を打ち砕いたからである。
国民は「家族再会」そのテレビの前、共同幻想時間に酔いしれていた・・・・
共同幻想とは同時的睡眠である。その睡眠は深い・・・
しかし選挙とは水ものである。
選挙結果がどうなるか?
内閣官房のごとく、自分も楽しみである。
おそらく今日の内閣官房の仕事は
どこまで国民が「家族再会」の感動ドラマに酔ってくれたかの
意識リサーチであろう。
仕掛けた人間とは仕掛けた結果をみなくてはいられない
動物的習性がある。
711とは、いかなる構図が創造されたのであろうか?
しかし、今日も暑い・・・
クーラーがないアパート・・・
頭はこのところくらくらである。
電気代節約のために冷蔵庫も使用していない。
今年の夏は暑いのであるが
内閣官房が創造したものとは、「冷えた選挙」であった。
こうして711とは、あらかじめ仕掛けられていたのである。