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@曽我さん「ごめん」 ジェンキンスさんと抱擁、キス(アサヒコム)
9日夕、ジャカルタの空港で再会し、空港内の貴賓室に着いた(左から)長女の美花さん、次女のブリンダさん、曽我ひとみさん、夫のジェンキンスさん(代表撮影)
チャーター機が空港に着いた5分後、曽我さんはバスで飛行機のわきに乗りつけた。左手で口を押さえ、胸をつまらせたような表情でタラップを見上げる。
長女美花さん(21)は下りる前から泣きじゃくっていた。最初に下りてきたのはジェンキンスさん(64)。曽我さんは夫を強く引き寄せ、キスを交わした。そして、日本語で「ごめん」と言った。
次女ブリンダさん(18)、美花さんも次々と抱き寄せた。娘は、朝鮮語で「お母さん」と呼んだ。曽我さんも朝鮮語で「ごめん」と謝った。3人で手を取り合って泣いた。
ジェンキンスさんと娘2人はいずれも平壌の空港を出発したときと同じ服装。3人の左の胸元には金日成バッジがあった。一方、曽我さんの胸には拉致被害者ら救出のシンボルである青リボンのバッジがあった。
日本政府関係者によると、空港内の貴賓室に向かうバスに乗ると、ジェンキンスさんは曽我さんの隣に座った。肩に手をまわし、お互いに額を寄せ合って涙を流した。娘2人もすぐ後ろの席に座り、目頭をハンカチで押さえていたという。
4人は貴賓室に並んで入り、カメラマンの前で立ち止まった。「おめでとう」と声をかけられた曽我さんは「ありがとう」と答え、家族は手をつないだ。
家族4人は、バスでジャカルタ中心部のホテルに向かった。
曽我さん一家を乗せたバスは午後7時20分(日本時間同9時20分)ごろ、ホテルに到着した。一家4人が姿を見せると、ロビーで待ちかまえた在留邦人や宿泊客ら約200人から大きな拍手と歓声がわき起こった。
インドネシアのピンクや青の民族衣装を着た子供たちが、チューリップやユリなどの花束を一家に手渡して歓迎した。美花さんとブリンダさんは大勢の人に戸惑った様子で、硬い表情でうつむき加減だった。それでも、美花さんは花束を受け取ると、子供を引き寄せて額に口づけをした。
欧米メディアの記者から「気分はどうか」と問われたジェンキンスさんは「私は幸せだ」と答えた。ただ、「外部の世界はどうか」との質問には「ノーコメント」と語った。
4人は足早にエレベーターに乗り込んだ。部屋に入ると、娘2人は、裸足になり、スリッパを履いた。
(07/09 22:13)
http://www.asahi.com/national/update/0709/037.html
画像はこちら↓(時間がたつとなくなるかも?)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index3.html?now=20040709244106
どうして曽我さんは家族に謝らなくてはならなかったのでしょうか?
ひとつは、北朝鮮に拉致されたことを公言できないで日本に行ったから?
しかし最大の理由は、日本側の一方的な理由によって、すぐにかえって来るという家族への約束も破る格好になってしまったからだと思います。曽我さんは何も悪くない。悪いのは、拉致問題を北朝鮮攻撃の政治的道具に使おうとしている連中だと思います。
曽我さんたちの再会のシーンを見ると、北朝鮮憎しという救う会ら極右連中の政治的動機によって、一時帰国者全員が強制的に永住帰国にさせられたことによって、どれだけ曽我さん家族が苦しんでいたのか。思い知らされた気分です。
北朝鮮の拉致で苦しめられ、やっと北朝鮮でつかんだ幸せを、今度は日本帝国主義の都合によって踏みにじられた曽我さん家族。小泉政権はこの事すら選挙に利用しようとしたり、全員を日本に連れてくるという勝手な構想を狙っています。しかしそれが曽我さんの家族の幸せにつながるとは到底思えません。