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2004年 7月 8日 (木)
■〈参院選〉応援弁士続々と来県 石破長官に鳩山元代表
■石破長官が滝沢村へ
石破茂防衛庁長官が7日来県し、参院選での激戦が伝えられる岩手選挙区の滝沢村、雫石町を中心に遊説。高橋洋介候補(62)=自民、公明、無所属の会推薦=と自民党への支持拡大を呼び掛けた。
このうち、滝沢村鵜飼のJA新いわて滝沢中央支所では、鈴木俊一、玉沢徳一郎両衆議院議員らと共に、約150人の前でマイクを握った。
年金問題では「誰にとっても都合の良い、魔法のような話というのはあり得ない。批判するのは簡単だが、民主党の案には消費税率も、制度を一元化した場合に、負担が何倍になるのかも示されていない」と指摘。「その場しのぎ、自分だけよければいい、というような政党に政権を持たせてはいけない」と語気を強め、小泉改革継続への支持を訴えた。
自衛隊の駐屯地のある同村を意識し、イラクへの自衛隊派遣にも積極的に言及。「サマワ地区で、きれいな水を飲める人は人口の半分にも満たず、学校も壊れたまま。病院の7割は稼働せず、生まれたばかりの子供の死亡率は1割にもなる。そうした地域で水道や学校の修復を一生懸命やることのどこが憲法違反か」「日本は石油の99%を外国からの輸入に頼り、その8割を中東地域から輸入している。テロリストによって中東地域が混乱し、一番困るのは日本。中東地域の安定のために何をすべきか。心の底から助けを待っている人々のために何もしなくて良いのか」と力を込めた。
■鳩山元代表は盛岡で
民主党元代表の鳩山由紀夫氏が7日来県し、盛岡市の県庁前で街頭演説して参院選必勝を訴えた。約500人を前に岩手選挙区公認の主浜了候補(54)、比例区公認の工藤堅太郎候補(61)の応援のマイクを握った。
鳩山氏は「小泉総理が構造改革をする、自民党をぶっ壊すと言うならわたしたちは野党でも国民のため正しい政策なら応援すると言った。しかし、小泉さんが何かひとつでも国民からありがたがられるような改革をしたか。小泉さんは小沢さんと正反対の人で、自分自身の保身と政権維持のためのパフォーマンスしかない」と首相を批判。
曽我さん一家の問題を取り上げて「人の命にかかわるような拉致問題には与党も野党も無い。わたしも曽我さんが家族と会えるよう、あの国ではこの国ではと進言し、民主党として協力するのは当たり前だ。しかし小泉さんは参院選の投票日前にやりたいやりたいとばかり言って、直前の9日にやるという。北朝鮮問題をそのように扱えば、向こうに政治利用されかねない。北朝鮮問題を政治利用するのは禁じ手だ」とボルテージを上げ、小沢一郎氏とともに、政権交代による2大政党政治を目指す決意を述べた。
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石破さん「自衛隊の駐屯地のある同村を意識し」とありますが、この日立ち寄ることはなかったらしいです。こんなにがんばってるのにね↓。
参照
イラク派遣訓練公開 滝沢の駐屯地【岩手日報記事】
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/450.html