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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 7月 9日号（平日毎日発行）
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年金改悪で自民党が苦戦しているというが、その改悪の言い出しっぺの
張本人である公明党が堅調という選挙は民主主義として異常で異様
創価学会の支持者選挙民は自分の一票を誰に委ねて使わせているのか。
苦戦の自民が公明にテコ入れ要請というが、
いよいよ自民党は公明党に吸収合併されそう
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小泉自民党はホントに落ちぶれた政党になったものだ。参院選の票欲しさに、外で
はジェンキンスさん問題で北朝鮮の金正日に助けてもらい、国内では池田大作氏率い
る宗教団体の創価学会と公明党に泣きついている。
「参院選で惨敗が伝えられる自民党が公明党に最後のテコ入れを要請」――各紙が一
斉に伝えたが、そのやりとりは情けなく見苦しい限りだ。
今週５日夜、小泉首相や安倍幹事長、青木参院幹事長の執行部が党本部で参院選の
終盤情勢を分析したところ、接戦の１０選挙区が「苦戦中」と判明。出席者から「も
う創価学会に頼るしかない」の声が上がり、ただちに青木参院幹事長が臆面もなく創
価学会の秋谷会長に面会。また安倍幹事長が公明党の冬柴幹事長に「一層のご支援を」
と電話で頭を下げたというのだ。
自民党は、創価学会票をもらうために、岡山では選挙区候補の後援会員３万人の名
簿を流している。公明・学会は名簿を使って、ちゃっかり「選挙区は自民党候補、比
例は公明党へ」と電話作戦だ。山形では、自民党候補が公明党の比例区候補と一緒に
動き「比例区は公明党に」と頭を下げている。票の売り買いというか、支持者を他党
に売るようなことまで、小泉自民党は平気でやっている。政権政党として、あまりに
恥ずかしい。
「もはや自民党は、政党としての体をなしていない。自ら政党人の誇りを捨てたとい
うことです。古くからの自民党支持者は、創価学会に魂まで売り渡す小泉自民党の場
当たり的なやり方に疑問と反発をもっている。それが、農村部でも自民党離れを起こ
す原因になっているのです。そこが分かっていないのだから、もう自民党は終わりで
すよ」（椙山女学園大教授・川崎泰資氏）
自民党が、学会票のテコ入れを要請した選挙区は青森、山形、群馬、静岡、滋賀、
奈良、山口、佐賀、長崎、宮崎の１０選挙区。この学会・公明頼みが功を奏して大敗
予想の小泉自民党が勝ってしまったら、自民党はいよいよもって池田学会に生殺与奪
の権を握られ、少数与党の公明党に事実上、吸収合併されることになる。果たして、
それは日本の政治にとっていいことなのか。
◆ 公明党がなぜか躍進している参院選の異常 ◆
参院選を前に、有権者はなぜ小泉自民党に怒っているのか――。最大の理由は、年
金改悪に代表される自公政権のいい加減さであることは言うまでもない。
その年金改悪の“張本人”こそが公明党である。
「ずっと与党の“脇役”だった公明党は、参院選に向けてアピールできる“公明党主
導の政策”を示したかった。それが坂口厚労相と公明党が掲げた『１００年安心』の
年金改革だったのです。自民党内には『選挙が終わるまで急ぐ必要はない』と反対の
声もありましたが、イラク問題などを乗り切るには、どうしても公明党の協力が不可
欠だった。そのために小泉自民党は公明党案を丸のみしたわけです」（ジャーナリス
ト・段勲氏）
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■ プロ野球・オーナー会議は門前払い 堀江社長（ライブドア）が怒ったゾ
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「工夫ゼロの球団には任せられない」
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きのう（７日）開かれたプロ野球オーナー会議。オリックスと近鉄の合併が事実上
承認され、新たな合併案まで浮上した。球界の流れは完全に「１０球団、１リーグへ」
だが、近鉄買収に名乗りを上げたライブドアの堀江貴文社長はこう言っている。
「粘り強く交渉の機会を設けてもらえるよう訴えかけてきましたが、昨日のような結
果にいたったのは残念です。なぜ、オーナー会議が新規参入をボイコットするのか理
解できません。『何者か分からない』というのが最大の理由なのでしょう。それなら、
会っていただき、われわれの熱意を聞いていただきたい」
ライブドアが近鉄を買収すれば、１２球団が維持される。それなのに「門前払い」
を食らわせ、もう２球団を合併させて、強引に１リーグ制にもっていこうとしている
のは、このままでは経営が成り立たない球団がゾロゾロあるのと、巨人のエゴだ。そ
んな連中にプロ野球を任せていいのか。
「観客が来ないから１リーグ制という前に、集客努力をしているのでしょうか。今は
球場では野球しかやっていないでしょう。応援も着ぐるみのワンパターン。もっと自
由な発想でいろいろなエンターテインメントと複合すれば客は呼べます。工夫すれば
集客力は劇的に変化するはずです。トップは一歩引いてもらって、思いきって若い世
代に権限委譲したらどうか。企業再生も一緒ですが、トップが代われば社員の働きは
見違えるほど変わるんです」
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。