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政党名でも候補者名でも投票できる参院選・比例代表は、今回、政党名での投票が候補者名での投票を大幅に上回る見通しとなった。毎日新聞が2〜4日に実施した特別世論調査では「候補者個人」に投票するとの回答は、20%で「政党」の61%を大きく下回った。政党支持層ごとに各党に投票すると答えた人に占める「候補者」の割合をみても、自民13%、民主10%、共産12%、社民13%といずれも低い。一方、公明だけは61%で突出した。
また同調査では自民、民主両党のそれぞれの候補者うち、10%以上の支持を集めた候補者はなく、100万単位の大量得票を狙える候補はいない見通しになっている。
01年参院選の比例代表では、全政党の総得票数に占める候補者名票は35.7%。候補者名での投票を徹底した公明党(77.2%)を除き、自民、民主、社民の3党はいずれも3割前後、共産党は1割未満だった。その結果、業界や団体の組織票を基盤とする自民党でさえ、最下位当選者の得票数は約10万4000票と予想外に低かった。
今回、自民党の各陣営は、制度の周知が前回より進むとにらんで目標を20万〜30万票に設定。候補者のホームページや集会で非拘束名簿式の仕組みを詳しく説明し、候補者名投票を精力的に呼びかけてきた。重点候補を全国で地域別に割り当てた民主党も事情は同じだ。
しかし選挙戦はまさにだんごレース。全国規模の支援団体を持つ自民党現職陣営は「うちがこんなに低いはずはない」とショックを隠せず、有力新人陣営も「名簿は単に50音順なのに、支持者から『上位だから大丈夫だね』と誤解される。反応が鈍い」と頭を抱える。同党内では「当落ラインは16万票程度ではないか」との見方も浮上してきた。
一方、比例代表で議席を伸ばしそうな民主党では、候補者26人中7人いる元衆院議員陣営を中心に、候補者名票の伸び悩みを歓迎する向きもある。「地元を固め、いくらか上積みすれば当選できる」という算段だ。政党名が多い理由について、自民党選対関係者は「大物タレント候補がいない。さらに複数の候補者から頼まれたら1人に絞れず、結局、党名で投票する人が多いのではないか」と指摘する。【中田卓二】
毎日新聞 2004年7月7日 22時37分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040708k0000m010111000c.html
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公明党の61%だの77%を選挙上手と言ってはいけない。ここまで徹底できることの異常さのほうが恐いよ。