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(回答先: 狙いは9条 憲法改正に向けた 自民党+民主党 大連立への足音 投稿者 月読 日時 2004 年 7 月 07 日 21:53:54)
人類はこれまで限りなく戦争を繰り返してきました。
多くの血が流され、ようやくたどり着いた答えの一つが、日本国憲法とその第9条であると私は思います。
日本国憲法第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
以下は、戦争放棄と戦力の不所持をうたった憲法第9条に対し、
・日本が外部の国から攻められた場合どうするのか
・侵略された国が自国を守るための戦争は否なのか
との指摘を受けた際の、
自由民主党の先輩である 吉田茂 内閣総理大臣の答弁の抜粋です↓
国家の基本法たる憲法を、まず平和主義、民主主義に徹底せしめて、日本憲法が毫も世界の平和を脅かすがごとき危険のある国柄ではないということを表明する必要」を政府として「深く感得したのであります」。
戦争放棄条項は「直接には自衛権を否定はしておりません」が、第2項でいっさいの軍備と国の交戦権を認めない結果、「自衛権の発動としての戦争」も放棄している。「近年の戦争は、多く自衛権の名において戦われたのであります。満州事変しかり、大東亜戦争またしかりであります」。
日本は「いかなる名義をもってしても交戦権」は放棄する。それによって「全世界の平和愛好国の先頭に立って、世界の平和確立に貢献する決意」を表明した。またこれによって、日本に対する「正当なる了解」が得られるのだ。
「国家正当防衛権による戦争は正当なり」とする考えは「有害である」。戦争の多くは「国家防衛の名において行なわれた」のだから、「正当防衛を認める」ことは「戦争を誘発するゆえん」になる。
戦争放棄条項は、「国際平和団体の樹立」によってあらゆる侵略戦争の防止を期している。正当防衛による戦争があるとするなら、侵略する国があることが前線になる。したがって、国際平和団体が樹立された場合には「正当防衛権を認めることそれ自身が有害である」。
9条改正支持の方には、
まずは、この先人の論に対する、しっかりとした反論を求めます。