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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 7月 6日号(平日毎日発行)
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(1)ミエミエの曽我さんとジェンキンス氏家族再会劇拉致問題の選挙向け悪用
(2)選挙前にムリムリの景気回復宣伝、巷の庶民は怒っているぞ
(3)自民は民主に負けそうだという事前調査、そのアナウンスの謀略的効果…
この選挙で小泉自民に投票したらこの国と国民生活はどうなるか
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年金やイラクで大暴走した小泉自民党は当然のことながら、参院選で大苦戦してい
る。大マスコミの選挙予想では、選挙区でも比例区でも岡田民主党に押されっぱなし
で、自民党の獲得議席は40台にとどまり、目標の「51議席」には遠く及ばないと
されている。
だが、追い詰められた小泉自民党が、国民目くらまし、有権者撹乱の謀略を仕掛け
てくるのは目に見えている。永田町では、曽我さん一家の再会を参院選前に実現させ、
少し上向いた景気を「小泉改革の成果」とPR、そして、無党派層を投票所から遠ざ
ける低投票率誘導の謀略を繰り出してくるといわれている。
追い詰められた小泉自民党が何でもアリでやってくるという拉致家族、景気回復、
低投票率誘導の“三位一体謀略”は本当なのか。徹底的に調べてみた。
▼ 曽我さん一家の再会実現で年金、イラクの批判がわし ▼
まず、拉致被害者の曽我ひとみさん一家再会の政治利用だ。小泉が「曽我さんの気
持ちを思えばできるだけ早く再会させたい」と言っているのは、インドネシアでの再
会を11日の投票日前に実現させればTV・新聞は連日大騒ぎを繰り広げ、年金・イ
ラクの批判は薄まる。小泉は「本当によかった」とニコニコしていれば、選挙の追い
風になると計算しているのだ。
「田中真紀子前外相が『困ったときの北朝鮮だのみ』と皮肉った通り、小泉首相は支
持率が下がるたびに北朝鮮を利用してきた。02年9月の初訪朝では、真紀子更迭な
どで急落した支持率が25%近く上がった。今年5月の再訪朝でも年金問題で下がっ
た支持率を10%以上アップさせる効果があった。曽我さん一家で“3匹目のドジョ
ウ”を狙っているのです」(事情通)
飯島勲秘書官は「曽我さん一家の再会を急げ」と外務省の尻をたたき、ジェンキン
スさんのためにチャーター機まで準備させている。北朝鮮との非公式折衝では「7月
11日の投票日までに再会させたい」と露骨に要求をしたという。
「最低、最悪の外交です」と元外務省キャリアの天木直人氏はこう言う。
「拉致問題をめぐる北朝鮮との交渉は、日本側が優位に立っていました。ところが、
ジェンキンスさんのインドネシア行きの説得を北朝鮮に頼み込んだことで、逆に借り
をつくってしまった。これで北朝鮮が拉致被害者10人の再調査を本気でやらなくな
るのは目に見えている。小泉首相にとって、拉致問題は支持率を稼ぐパフォーマンス
でしかなく、選挙さえ乗り切れば、あとはどうでもいいということなのでしょう」
あまりに露骨な選挙利用に拉致家族会の横田代表らがカンカンなのも当たり前だ。
▼ 上向いた景気は「小泉改革の成果」という大ペテンPR ▼
「景気回復は小泉改革の成果」とするPRも完全なペテンだ。守勢一方の自民党が
「いい数字が出ている景気で反撃しよう」と選挙戦の途中で作戦を切り替え、ことさ
ら強調している。
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■ 「ライブドア」の近鉄買収 渡辺オーナーが拒否した「もう一つの理由」
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◆ メディアの新旧攻防戦 ◆
オリックスとの合併交渉を進める近鉄の買収に名乗りを上げた「ライブドア」の堀
江貴文社長(31)が、きのう(4日)、大阪ドームで近鉄―オリックス戦を初めて
観戦した。試合後、ドームを出る堀江社長にファン約1000人が殺到し「頑張れよー
っ」と大拍手を送った。
近鉄ファンならずともオリックスとの合併による球団消滅→1リーグ制移行がプロ
野球をつまらなくすることは分かっている。ところが球界のドン、渡辺恒雄・巨人オー
ナー(78)は「買収は決着済み、金さえあればいいってもんじゃないよ」と否定し、
各球団オーナーもナベツネに恐れをなして右にならえだ。
そのナベツネの「ライブドア」排除について新たな見方が出てきた。球界関係者が
言う。
「巨人サイドはプロ野球のインターネット中継を恐れているのです。球界がナベツネ
に逆らえないのはひとえに巨人戦の放映権料。他球団がホームで巨人戦をやると1試
合1億円、年間14試合で14億円が入る。もちろん巨人にも金が入るから他球団に
恩を売りつつ、常に自分も儲かるシステムです。ところがこれがインターネット放送
になったらどうか。IT産業のライブドアはすでにそのノウハウを持っていますから、
巨人の地上波・衛星波独占のうまみはなくなる。ライブドアの参入は球界を牛耳る巨
人にとって死活問題なのです」
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