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こんな時代遅れの公職選挙法で選挙活動を規制する総務省の気が知れない
http://www.asyura2.com/0406/senkyo4/msg/221.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 7 月 04 日 06:41:09:CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu74.htm

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中村敦夫候補HPでパロディー、削除要求を拒否
飯島秘書のワンマン経営を、誰も止められない状況

2004年7月3日 土曜日


◆参院選 中村敦夫候補HPでパロディー、削除要求を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000003-maip-pol

参院選比例代表に立候補したみどりの会議代表委員、中村敦夫候補が自分のホームページ(HP)に掲載した自民党のコピーのパロディーに対し、同党の安倍晋三幹事長が「事実に反する」などと、文書で削除を要求。中村候補は1日、削除要求を拒否し、逆に安倍幹事長に公開質問状を送った。

 パロディーの制作者はマッド・アマノさん。「リコール!小泉鈍(どん)一郎首相」として、自民党のコピー「この国を想(おも)い この国を創(つく)る」を「あの米国を想い この属国を創る」と皮肉った。6月23日から中村候補のHPに掲載された。(毎日新聞)
[7月2日10時40分更新]

◆ワンマン経営者然の飯島秘書官  大きい山拓と福田の抜けた穴 (選択7月号)
http://www.sentaku.co.jp/keisai/zenbun.htm

一方、飯島氏はどうか。彼の自著『代議士秘書』(講談社文庫)によると「秘書もベテランになればなるほど、世の中の仕組みに精通し、また危機管理能力にも長けていく。そして、その能力が頂点に達すると、あらゆる事態に対処できる“人間マルチメディア”とでも呼ぶべき存在となる。こういう秘書は何をやらせても凄い。おそらく会社経営者になっても十分に成功するだろう」とある。

 この言い方にはデジャビュ(既視感)がある。
 加藤紘一氏の秘書として政界で暗躍し、その後、所得税法違反で有罪となった佐藤三郎氏がまだ羽振りの良かったころ「加藤はいずれ首相となるタレント、おれはそのプロダクションの社長」と豪語していたことがあった。

 その伝を借用するなら、今の首相官邸は「小泉プロダクション」の雇われ社長たる飯島氏のワンマン経営を、誰も止められない状況なのだ。
 日本テレビに対する北朝鮮訪問同行取材拒否問題もその一端だ。加えて、再訪朝後ハレーションを起こしている北朝鮮外交は、根っこを手繰ると、由緒があまりはっきりしない(関係者は筋が悪いと呼ぶ)飯島ルートがかかわっていることと無縁ではない。

 北朝鮮の金正日総書記が小泉訪朝を歓迎する、とのメッセージは、朝鮮総連の事実上のナンバーワン、許宗萬・責任副議長から飯島氏に伝えられたという。許氏は四月十日から二十七日まで北朝鮮に渡り、平壌滞在中、総書記と面会していた。中国経由で日本へ戻る途中、許氏は北京空港から飯島氏へ電話を入れている。

 二人の結び付きは定かでない。『週刊文春』はかつて、飯島氏が北朝鮮工作員と密会していたという記事を載せたことがある。飯島氏は名誉を傷つけられたとして提訴した。
 一方、「五月二十二日再訪朝」の北朝鮮側からの回答は、朝鮮総連元経済局幹部の尹義重なる人物から飯島氏へ届いたという。この尹氏こそが、田中均外務審議官ルートの「ミスターX」の向こうを張って、飯島ルートの「ミスターZ」と称される人物だ。総連を辞めたあと手広く貿易業を行い、小泉再訪朝前は数回、東京と平壌を往復している。

 飯島氏とは、ロックグループ「X JAPAN」の記念館建設がらみで知り合ったらしい。「X JAPAN」は首相のお気に入り、メンバーには在日朝鮮人がいるとされる。尹氏は北朝鮮労働党幹部ともパイプがあり、わが国公安関係者のみならず韓国国家情報院もマークしている人物である。

 今回の北朝鮮再訪問に飯島ルートが深くかかわっていることを想定すれば、なぞが解けることは多い。@首脳会談でわざわざ「日本政府は在日朝鮮人の地位向上に努める」との一項目が入ったA朝鮮総連の大会に首相がお祝いのメッセージを送ったB今後の日朝正常化交渉に総連副議長以上の幹部を参加させる@@などだ。

 警察庁が首相再訪朝の随行メンバーに急きょ、米村敏朗警備局審議官を押し込んだのは、今後の日朝交渉が飯島ルートを介して朝鮮総連ペースになることを危惧してのことだった。

 福田康夫前官房長官の辞任は、やはり北朝鮮二元外交に嫌気がさしたと見るのが妥当だ。官邸を去った福田氏は小泉再訪朝について「理論なき外交は道を誤るし、参院選のために外交を政治利用すべきではない」と評している。

◆「丸投げ」構造が崩壊して異変

 社長がワンマンだと、社員の処し方はふた手に分かれる。ゴマをする人と見て見ぬふりをするグループだ。福田前官房長官が抜けた後、官邸は混乱の極みだ。パソコンおたくの細田博之官房長官はそもそもマネジメント能力が不足している。細田氏に責任があるというより、採用した任命権者が悪い。

 仮免許で運転中の内閣スポークスマンが記者会見で要領の得ないことをだらだらしゃべるのは大目に見るとしても、「目が完全に死んでいる」(山東昭子参院議員)ようでは、政権内にパワーが生まれるはずがない。

 首相秘書官には、財務、外務、経済産業、警察の各省庁からそれぞれ次官コースを歩むエリート官僚が送り込まれる。これとは別に政務担当秘書官がいる。これまでの政務担当は首相の日程調整が主な仕事だった。強圧的で、外交にまで口を挟む秘書官の存在は寡聞にして知らない。「官邸のラスプーチン」。飯島氏が帝政ロシア時代の怪僧を連想させる、として付いたあだ名である。

 官邸内の空気はよどんでいる。広報担当で経産省出身の岡田秀一秘書官は飯島氏の「太鼓もち」的存在だという。警察庁の小野次郎秘書官は、拉致問題が最重要テーマなのに小泉訪朝の随行をはずされ怒り心頭だ。歯に衣着せぬ物言いが飯島氏の不興を買っているという解説がある。外務省の別所浩郎秘書官は、二元外交の調整にほとほと疲れたのか、傍目にも気の毒なぐらい老けこんだ。首相と並んで歩いていると、はるかに年上に見える。財務省の丹呉泰健秘書官はわれ関せずの態度。本省に戻っても局長ポストの空きがないので、このまま居座るしかない、と開き直っているかのようだ。

 官邸内の士気の緩みは、閣内にも伝播する。長崎県佐世保市の女児殺害事件をめぐる井上喜一防災担当相と谷垣禎一財務相の連鎖失言は、政権内の「たるみ」以外の何ものでもない。しかも、たるみの源はオーナーたる首相に発するのだ。

 思い起こすまでもなく、首相の得意技は「丸投げ」だった。以前、官邸に福田官房長官がいて、党には盟友の山崎拓幹事長が控えていた。黒子になって受け止めてくれるキャッチャーがいる間は、ぼろが出ないで済む。小泉ピッチャーはサプライズと気の利いたワン・フレーズだけを考えていればこと足りた。ところが、両氏がいなくなると、途端に「丸投げ」構造が崩壊し、従来のやり方では立ち行かなくなった。

 首相の変調はこのころからである。
 世の大ひんしゅくを買った「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」。これがはやり言葉になったとたん、島倉千代子がテレビ歌番組で「人生いろいろ」を熱唱したのには恐れ入った。悪乗りできるプロ根性には脱帽するばかりである。

「人生いろいろ」はおそらく練りに練ったコイズミ・フレーズなのだろう。だが、論戦相手が「生まじめ」が売りの岡田克也民主党代表だっただけに、首相の無責任さは一層際立った。
 主婦層で岡田人気が上昇している。民主党が外部機関に委託して調査したところ、岡田体制に「大いに期待している」は、男性四一%、女性四四%。「やや期待している」は男女とも三一%。女性の期待感が初めて男性を超えた。鳩山由紀夫、菅直人時代にはなかった現象である。

◆じゃんけんの「後出し」「先出し」

 じゃんけんは同時に出してこそ成立するゲームだ。「後出し」は卑怯だし、「先出し」ではいつまでやっても勝てるはずがない。「ばかみたい」と言われるのが落ちだ。なのに、小泉首相はご丁寧にも両方のフライングを犯してしまった。

「後出し」じゃんけんとは、昨年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に生む子供の平均数)が当初見通しの「一・三二」から実際は「一・二九」に下がっていることを、年金改革法がスッタモンダの末成立したあとに公表したやり口だ。出生率は年金制度設計にかかわる重要なデータで、下がれば負担が増えて給付は減る。それを審議中ひた隠しにしていた。

「先出し」の方は、イラク多国籍軍への自衛隊参加の表明だ。多国籍軍参加は、わが国の安全保障政策の転換である。歴代内閣は憲法に抵触する恐れがあるので、慎重に取り扱ってきた。
 それを国民や国会に一言も説明することなしに、真っ先にブッシュ米大統領に確約した。順序が逆である。

 多国籍軍の指揮下に入ると、武力行使の一体化につながる可能性がある。従来の政府見解は、多国籍軍に「参加」はできないが、人道復興支援などに限って「協力」できる、というものだった。それを承知していながら、首相はあえて「参加」と口に出して踏み込んだ。憲法がなし崩しになっても、現状追認が優先される。そんなに先を急ぐ必要があるのだろうか。

 二回目のフライングは、陸上短距離走では失格である。さすがに、高支持率を誇った小泉人気にも陰りが見え始めた。

 各メディアの最近の世論調査では、内閣支持率が四〇%台に落ち込んでいる。再訪朝によるサプライズ効果は、「後出し」「先出し」のフライングで帳消しとなった。小泉首相は、中曽根康弘元首相が言うように「屹立」した支持率を誇ってきた。しかし、四〇%台前半の支持率なら「普通の内閣」とさして変わらない。参院選前の気象予報は「向かい風強まる」と出ている。


(私のコメント)
参議院選挙も中盤を迎えましたが、一頃の小泉人気は陰りが見えるようだ。しかし投票率が低ければ創価学会の組織票が生きてくるので自公政権が勝つだろう。街中を歩いても候補者の演説に振り返ることもなく若い人たちは通り過ぎてゆく。これでは無党派層の投票率が高まるはずもなく、大波乱を巻き起こすような結果は望めない。

ある駅前で中村敦夫候補の演説を聞いていましたが、ほとんどの国会議員は党議拘束に縛られて単なる投票機械になってしまっている。だから議員に陳情に言っても所属政党に反することは出来ないから、陳情に行っても動いてくれないので、みんな中村敦夫議員のところへ陳情に来るのだそうです。

(これは中村敦夫候補を推薦し支持する意味ではありません)

《第146条 何人も、選挙運動の期間中は、著述、演芸等の広告その他いかなる名義をもつてするを問わず、第142条(文書図画の頒布)又は第143条(文書図画の掲示)の禁止を免れる行為として、公職の候補者の氏名若しくはシンボル・マーク、政党その他の政治団体の名称又は公職の候補者を推薦し、支持し若しくは反対する者の名を表示する文書図画を頒布し又は掲示することができない。》

(こんな時代遅れの公職選挙法で選挙活動を規制する総務省の気が知れない)

本来ならば参議院は良識の府であり既成政党の枠を超えた問題に対して、審議をおこなうから存在価値があるのであり、政党に所属して立候補するのは参議院の趣旨に反する行為だ。しかしながら参議院で無所属で活動しているのは中村敦夫議員他数名に過ぎない。

このように六年に一度の選挙であるにもかかわらず、たった17日の選挙活動しかなく、しかも選挙活動は選挙法を見てもわかるとおり何も出来ないように決められている。つまり有権者に対しては候補者の名前や政党名だけしかわからない条件で選んで投票しろといっているに等しい。これでは投票率は下がる一方だ。

公職選挙法を見ると選挙活動は自動車に乗って候補者の名前を連呼して走ることぐらいしか出来ないように規定されている。これでは選挙期間が1日であろうと1年であろうと、有権者は名前と政党名しか知る事は出来ないのだ。さらに候補者はビラ・チラシも配布することも数が知れている。比例代表の全国候補は現実的にはインターネットでしか選挙活動は出来ないだろう。

私自身政治に興味がありそのことを「株式日記」に論評しているのですが、立候補している候補者を勝手連的に応援したりすることは法律違反だと言うことになる。だからうっかり候補者を応援することを日記に書くだけで違反というのは総務省はやりすぎではないか。おそらくデマや中傷記事を書いての選挙妨害を警戒しているのだろう。

だから選挙期間中になると国内政治を話題にしたサイトが少なくなり、BBSなども管理者は政治的書き込みがあるとみんな削除してしまう事が多い。日本人はもともと臆病な人間が多く事なかれ的であり、長いものに巻かれろの精神の人が多い。こういうことは間違っているとか、こうあるべきだという自分の意見を発表する人間が実に少ない。

政治家や官僚にとっては誠に統治しやすい国民が揃っている。しかしいったん政治が変な方向に行ってしまっても誰もそれを止めようとしない。小泉内閣が陸上自衛隊をイラクへ派遣することの是非についても、私は反対デモに参加したりしましたが、多くの国民は無関心か傍観者的な目で見ていた。たぶん戦前もそうだったのだろう。

私のいる東京地方区は11人の候補が出ているが定数は4名ですが、一体誰に投票していいのかわからない。知名度は前東京都都知事の青島氏があるが、あとはテレビタレントだった蓮舫と拉致被害者家族会の増元照明氏と元議員の上田哲氏はテレビで知ってはいるが、後の候補は全くわからない。選挙カーもほとんど見かけないし演説も見たことない。いったい何を基準に投票していいのか判断材料がないのだ。せめてネットを選挙活動を解禁して、個人も自由に候補を推薦したり支持できるようにすべきだ。

(これはますもと照明氏を推薦し支持する意味ではありません)

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