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金持ちと貧乏人の2極化 投稿者:たけチャン 投稿日: 7月 2日(金)20時42分42秒
小泉政権になってから、金持ちと貧乏人の二極化が顕著である。勝ち組と負け組みへの二極化ともいわれる。所得階層のカースト(身分階層)化とも言われる。年収1000万円以上のものは10年後も1000万円稼ぐ(確率が高く)。年収250万円以下の者は10年後やはり、250万円しか稼げない(確率が高い)。250万円といえば、フリーターの年収である。フリーターになれば、フリーターから10年以内に抜け出る確率は50%以下である。また、東大、東工大、慶応、早稲田の学生の家庭の所得水準は、平均よりかなり上である。つまり、貧乏人の家庭からは、少々学力、能力があっても入学することが難しい。これは、かっての日本の学歴神話と違う。明治時代、村の神童は家が貧乏でも、東大に入れたという。学歴神話はアメリカのアメリカンドリームと同じで、だれでも頑張れば、努力すれば、チャンスがあれば社会的にも経済的にも成功し、大統領にだってなれるかもしれない、という一種の「信仰」である。ところが、現在の日本では、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏人になる。これは「やっかみ」ではなく、たんなる事実である。慶応卒業生が今首相をしているが、丸投げ、やるやる詐欺、絶叫、色々発言は得意であるが、政治家としての能力はさっぱりである。東大卒、東工大卒、慶応卒が皆、能力のある方ばかりならいいんですが。どうもそうではない様だ。
将来は現在のポスト、年収、コネ、既得権益で決まってしまう。
現在の環境によって子供の将来が決まってしまうとしたら、女性は子供を生むのを躊躇せざるを得ない。これが少子化の原因である。少子化の結果、80年後には日本の人口は江戸時代の人口(3000万人)に戻るらしい。静かでいいな。物理的にも、日本の耐用年数が過ぎようとしている。これは情緒論ではなく、数値データを示しながらの客観的な考察です。
なぜ、貧乏人と金持ちの両極化が起きるのか。年収300万円の家庭は食べるのに精一杯で貯蓄できない。ところが、年収1000万円あれば、貯蓄が年500万円可能である。40年で2億である。2億在れば、あくせく働かなくても、現在最低利回りは5%であるから、1000万円の利子収入が可能である。鳩山家のように数百億円の資産があれば、一生働かなくてよい。「愛の政治」を語って、キリストごっこをしておればよいのである。キリストごっこではなくて、両極化を防ぐのが国家の重要な役割である。ところが、国家権力がその役割を否定しているのが現状である。これを「小泉の色々ごっこ」という。