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(回答先: Re: ↑ 投稿者 Petronius 日時 2004 年 6 月 30 日 11:33:44)
この問題は重要な事だと思います。
民族主義、愛国主義の問題です。
日本という国は、資本主義でありながら、露骨な愛国主義が押さえられてきた国ですから、戦後的な条件が壊れた中で、純粋で野蛮な民族主義が、「反体制派」を含めてエネルギーを持ち始めているようです。
日本の国益は日米同盟によって発展するか、対米対抗によって発展するかという議論がでている事自体が、歴史的なことだと思います。
こういう人たちに共通している事は、労働者階級に対する絶望、マルクス主義の階級闘争史観に対する憎悪、すべてが権力やユダヤ資本によるシナリオで進んでいるという謀略思想の肯定だと思います。
阿修羅でも、小泉政権反対派の多くが国際主義ではなくて愛国主義に立脚点を持ち始めているというのは、きわめて危険な日本の状況を反映していると思います。小泉のような愛国者まで売国奴と呼ばれるのなら、僕のような非国民はあっという間に吊し首にされそうです。
国家間対立が鮮明になり始めている時代は、国内での階級対立も鮮明になっている時代です。民族的視点でだけでなく、階級的視点で、世の中を見る事も必要だと思いました。