現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 715.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041005-00000101-yom-soci
福岡市・中洲の元スナックママによる保険金殺人事件で、逮捕された同市中央区、高橋裕子被告(49)(別件の恐喝罪で起訴)が、元夫の殺害について、共犯の男が刺したと供述していることが4日、わかった。
しかし、共犯で逮捕された神戸市垂水区、会社員井手健一容疑者(33)は殺害の実行行為に加わったことを否認しており、福岡県警の捜査本部は、2人の供述に食い違いが多いことから、慎重に裏付け捜査を進めている。
2人は1994年10月22日、高橋被告の元夫で、建築設計・施工会社を経営していた野本雄司さん(当時34歳)を、福岡県志免(しめ)町の自宅兼事務所で刺殺した疑いで9月15日に逮捕された。
高橋被告は「自殺に見せかけて刺殺する計画を立て、包丁は井手容疑者から渡された。自分は刺せなかったが、井手容疑者が寝ているところを刺した」と供述。一方、井手容疑者は「高橋被告から犯行を持ちかけられ、自殺マニュアルの本を読み、絶対ばれない殺害方法を教えただけ。現場にも行っておらず、殺害には関与していない」と供述しているという。
井手容疑者は九州大学大学院に在学中の約10か月間、高橋被告の子供の家庭教師をしていた。事件当時も大学院生で、2人は交際していたという。
野本さんの会社は経営が悪化し、約1億3000万円の負債があった。高橋被告は、野本さん死亡後、生命保険金や自宅の売却代金など約2億円を受け取り、負債を返済する一方、一部を中洲のスナックの開店資金や運営費に充てていた。
(読売新聞) - 10月5日3時8分更新