現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 706.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html
今年三月、北九州市八幡西区の無職古賀俊一さん=当時(58)=方が全焼し、古賀さんが遺体で見つかった事件で、福岡県警捜査一課と八幡西署は三日、殺人の疑いで、古賀さんの妹の同区東鳴水二丁目、無職片岸みつ子容疑者(56)=窃盗罪などで公判中=を再逮捕した。県警は、片岸容疑者が殺害後、放火した疑いが強いとみて殺人・放火事件の捜査本部を設置した。片岸容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
調べでは、片岸容疑者は三月二十三日ごろ、同区引野二丁目の古賀さん方で、刃物で古賀さんを刺して殺害した疑い。
火災は同月二十四日夕に発生。県警は、古賀さんの死因を出血性ショック死と特定。気管支に煙を吸い込んだ形跡がないことなどから、火災は古賀さんの死後に発生したとみている。
県警によると、古賀さんは一人暮らしで、足が不自由なため、片岸容疑者が面倒をみていた。片岸容疑者は火災の翌日に古賀さん名義の貯金五百万円を引き出したとして窃盗罪で、また、古賀さんの妻が経営する学習塾の業務を妨害したとして、威力業務妨害罪で起訴された。いずれも福岡地裁小倉支部で公判中で、弁護側は「殺人放火事件を取り調べるための別件逮捕だ」と主張していた。
【参考記事】
八幡西区の火災男性死亡 妹、窃盗罪を否認 地裁小倉(西日本新聞・8月13日)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040813/news005.html
北九州市八幡西区で三月、無職古賀俊一さん=当時(58)=方が全焼、古賀さんが遺体で見つかった火災後、古賀さん名義の貯金を引き出したとして、窃盗罪に問われた妹の無職片岸みつ子被告(56)=同区東鳴水二丁目=の公判が十三日、福岡地裁小倉支部(武田正裁判官)であり、片岸被告は「貯金は引き出したが盗むつもりはなかった」と起訴事実を否認した。
起訴状によると、片岸被告は火災翌日の三月二十五日、計五回にわたり、同区内の農協の現金自動預払機(ATM)から、死亡した古賀さんの妻子らが相続した貯金計五百万円を引き出し、盗んだとされる。
検察側は冒頭陳述で「片岸被告は古賀さんの財産を妻子らに相続させたくないと思い、貯金を引き出した」と指摘した。
片岸被告の弁護側は七月の初公判で「古賀さん殺害の容疑者として調べるための別件逮捕で違法だ」と主張。片岸被告は罪状認否を留保していた。