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(回答先: 妻に「ありがとうと伝えて」…宅間死刑囚の最後の言葉 [読売新聞]【訂正が入ったようです】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 20 日 02:29:15)
死刑執行に抗議する市民集会が19日、東京都であり、14日に執行された大阪教育大付属池田小事件の宅間守元死刑囚(40)と昨年末に獄中結婚し、面会を重ねた女性からメッセージが寄せられた。「最後にたばこを吸いたい」と言ったなど、女性が職員から聞かされた当日の様子を伝えたほか、「贖罪(しょくざい)の意識を引き出せなかった」と無念さを訴え、遺族に謝罪した。
メッセージによると死亡時刻は午前8時16分。同9時40分ごろ、大阪拘置所の職員が自宅を訪れて執行を知らせた。遺体を引き取りに行き、職員から「たばこが吸いたいと言ったので吸わせた。ジュースが飲みたいと言ったので飲ませた。取り乱すことなく、きれいに逝きました」と最後の様子を説明された。「『ありがとうと言っていたと伝えてください』と言われた」と教えてくれた若い職員もいたという。
女性が「彼は謝罪の気持ちを持ったんですか」と聞くと、職員は「それは分かりません」。「法務省は人間の更生に力を貸してくれる場所じゃないんですか」と問いを重ねると、「慎重に慎重を重ねた結果です」と答えが返り、やりとりは終わったという。
○メッセージ抜粋
宅間元死刑囚の妻が集会に寄せたメッセージ(抜粋)は次の通り。
昨年末の入籍後、「家族愛」のような絆(きずな)を少しずつでも築き、そういう関係性から他者の痛みがわかる心が芽生えることだけを祈り続けた。少しずつだが変化が見受けられることもあったが、精神・肉体の苦痛に最後まで耐えることができずにか、自らの死を求める境地との狭間(はざま)で、彼の心はいつもガタガタと音を鳴らして崩れてしまう日々の連続だった。犯した大罪は決して許されることではないが、もう少し対話を続ける時間が欲しかった。 (09/20 03:01)
http://www.asahi.com/national/update/0920/002.html