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(回答先: 長野強殺の西本容疑者 消費者金融から200万円 金に困り4件凶行か(産経新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 19 日 08:53:56)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040919-00000201-yom-soci
長野県高森町、パート従業員木村あい子さん(74)が刺殺された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された住所不定、元土木会社員西本正二郎容疑者(27)が、有線放送の電話番号簿で1人暮らしであることを突き止め、犯行に及んだ疑いのあることが18日、飯田署の捜査本部の調べでわかった。
西本容疑者が犯行を認めている長野、愛知両県での計4件の強盗殺人のうち、いずれも高森町に住む木村さんと無職加藤仁(まさし)さん(69)の2人について、番号簿で1人暮らしであることを確認していたとみて追及している。
この番号簿は高森町有線放送農協が発行しているもので、公的機関のほか、有線放送に加入する企業・家庭の電話番号、世帯主と同居家族の名前、地区名などが書かれている。有線放送の加入世帯や公共機関に約3050冊配布され、未加入者にも1000円で販売されており、世帯主の名前しかないと1人暮らし世帯と分かるという。
同農協は、家族名を記載した理由を「町民同士の交流のため」と説明、「年齢や住所まで書いていないので、独居老人の特定はできないはず」としている。
また、西本容疑者は木村さん殺害について、「(木村さん宅の玄関口で)道を尋ねるふりをして、木村さんを呼び出して胸を刺した」と供述していることも分かった。
木村さんは玄関で胸をナイフで刺され、失血死しており、捜査本部は、1人暮らしだった木村さんの現金を狙って玄関に呼び寄せ、犯行に及んだとみている。
一方、4月に絞殺体で見つかった同県飯田市大王路、無職島中実恵さん(77)について、同市出身の西本容疑者は、中学時代に島中さん宅から約400メートル離れた場所に住んでおり、「面識があった」と供述している。
(読売新聞) - 9月19日3時38分更新