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http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_13_1.htm
田口さん入国経緯は虚偽? 地村さん証言と食い違い
拉致被害者北朝鮮調査
北京で先月十一、十二日に行われた日朝実務者協議で北朝鮮側が伝えた拉致被害者の入国経路の調査結果の中で、田口八重子さん=拉致当時(二二)=の入国場所が、帰国した拉致被害者の証言と食い違っていることが十六日、分かった。二年前の日朝首脳会談で北朝鮮側が「死亡」や不明などとした十人の安否不明の拉致被害者について、金正日総書記は今年五月、「あらためて調査をやり直す」と約束したが、再調査でも信用できない説明をしていたことになる。
北朝鮮側は北京での実務者協議で、田口さんの入国場所を、北朝鮮南西部の「海(ヘ)州(ジユ)」と伝えてきた。ところが、拉致直後から田口さんと同じ招待所で暮らしていた福井県小浜市の地村富貴恵さん(四九)は帰国後、田口さんの兄、飯塚繁雄さん(六六)に「八重子さんは南浦(ナンポ)港に連れてこられたと聞いた」と証言した。
二年前の日朝首脳会談で、北朝鮮側は、日本政府が認める拉致被害者十五人のうち十人について「死亡」、「承知していない」と伝えてきたが、科学的根拠が一切なかったため、日本政府は再調査を要求。今年五月の二度目の首脳会談で金正日総書記はあらためて調査し直すことを約束した。
これを受けた先月の実務者協議で、北朝鮮側は「調査は継続中」とし、拉致被害者らの入国経緯・場所のみを伝えたが、その説明にも信用できない内容が含まれていたことが表面化した形だ。飯塚さんは「北朝鮮がうそをついている一つの証拠」と反発している。(09/16)
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=3030
外務省が拉致被害者家族会に説明した安否不明者に関する北朝鮮の再調査の経過報告概要は次の通り。
【調査態勢】
一、6月3日に新たに調査委員会を設置。
一、人民保安機関(警察組織に相当)と人民政権機関(地方行政組織に相当)から計20人で構成し、局長クラスが責任者を務める。(北朝鮮)外務省が同委員会から報告を受けている。
一、調査方法は(1)住民台帳の洗い直し(2)新たな証人探しの努力(3)関係地の実踏調査−−など。それぞれに担当を決め、今後、掘り下げた調査を実施。拉致被害者を一元的に管理していた特殊機関にも資料閲覧など協力を要請しているが、なかなか協力を得られない。
【新たな判明事項】
一、入国経路。松木薫さん=マドリード−ザグレブ−モスクワ−平壌▽石岡亨さん=松木さんと同じ▽有本恵子さん=英国−オランダ−モスクワ−平壌▽田口八重子さん、市川修一さん、増元るみ子さん、原敕晁さん=日本国内−海州市▽横田めぐみさん=日本国内−清津市。