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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000006-yom-soci
栃木県黒磯市立黒磯北中学校で1998年1月、腰塚佳代子教諭(当時26歳)が、当時1年生だった少年(19)にナイフで刺殺された事件をめぐり、腰塚教諭の遺族4人が少年の両親を相手取り、1億3800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、宇都宮地裁であった。
羽田弘裁判長は、少年がナイフを常に持っていることに両親が気付かなかったことなどを理由に、「少年に対する監督義務を怠ったことは否定できない」などとして、両親に対し、計約8200万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
99年4月に提訴された裁判では、遺族側が、「当時の少年に責任能力はなく、賠償責任は両親が負うべきだ」と主張したのに対し、被告側が「少年に不法行為の責任能力はなかったとは言えない。現場にいなかった両親に監督義務はない」と、請求棄却を求めていた。
判決で、羽田裁判長は「殺人行為の是非弁別の判断や法的責任発生の認識は、13歳に達していた少年にとって容易だった」などとし、少年に責任能力を認める一方で、両親の共同不法行為責任を認定した。
(読売新聞) - 9月15日20時54分更新