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(回答先: ◎この兄弟の父親と言う小林保徳という糞親はどうしてるんだ。 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 9 月 14 日 22:17:27)
「こんなことになるとは、本当に予想外だった」。下山容疑者に暴行された一斗ちゃん、隼人ちゃんを一時保護した栃木市沼和田町の県南児童相談所の若林勝治所長は、何度も同じ言葉を口にした。父保徳さんの「子供を守る」との約束を信じ、2人を引き取らせたという相談所だが、結果は最悪になった。
「無事発見することを願っていたのに、残念な結果になってしまった。児童の生命や安全を守るという基本に立ち返り最善の努力をしたい」。若林所長は、声を震わせながらコメントを読み上げ、「相談所としての結果責任をこれから検証していく」と述べた。虐待を認識した段階での対応の不備を問われ、「親元から子供を引き離す処置を取るのは、虐待で入院し、病院から申告があるなど最も深刻なケース。7〜9月の段階では誘拐、殺人にまで急激にエスカレートするとは今までに例がなく予想もできなかった」とうつむいた。
2人は昨年7〜12月、県内の養護施設に預けられていた。人手が足りず、養育できないと保徳さんと母親(62)が相談所に訴えたためだった。下山容疑者から暴行を受け、2人が7月に保護された際、生活状況を尋ねると保徳さんは「経済的には順調で、今は養育できる」と答えたという。
警察などの諸機関との連携について、「7月の保護の段階で警察と相談し、告発よりも2人を下山容疑者から分離するのが最善の策と考えた。母親宅に引っ越すと約束したため安心してしまった」と釈明し、「下山容疑者と保徳さんの関係をもっと把握し、下山容疑者への聞き取りをすれば違う結果になっていたかもしれない」と後悔の念を口にした。
【塙和也】
毎日新聞 2004年9月15日 1時30分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040915k0000m040164000c.html