現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 319.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
元同僚の男性ら2人を殺害したとして強盗殺人、死体遺棄などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた滋賀県新旭町の無職中村正春被告(57)の上告審判決が9日、最高裁第1小法廷であった。
島田仁郎裁判長は「冷酷、残虐で、類似した犯行をわずか3か月足らずの間に重ねており、人格障害や異常な性的嗜好(しこう)が責任を軽減させるものではない」と述べ、上告を棄却した。死刑が確定する。
判決によると、中村被告は1989年12月26日、生活費に困り、以前勤めていた会社の同僚だった同県安曇川町、清水富雄さん(当時52歳)を睡眠薬で眠らせて絞殺。所持金約1万8500円を奪い、遺体をのこぎりなどで切断して近くの山林に捨てた。また、これに先立つ同年10月10日には、同県志賀町内で氏名不詳の60歳前後の男性に声をかけて車に乗せ、睡眠薬で眠らせて性的いたずらをしたうえで殺害、同様の手口で遺体を山林などに捨てた。
弁護側は、中村被告に異常な性的嗜好があり、完全な責任能力を認めるべきではないと主張していた。
(2004/9/9/11:30 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040909i203.htm