現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件14 > 287.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
植草元教授“逆転無罪”の条件 (ゲンダイネット)
「天地神明に誓って絶対に無罪潔白です」――女子高生のスカートの中をのぞいたとして逮捕・起訴された植草一秀・元早大大学院教授(43)が猛反撃だ。きのう(30日)、事件後初めて記者会見し、「濡れ衣をそのままにできない」「冤罪(えんざい)をはらすため、命をかけて戦っている」と宣言したのだ。
植草被告は4月8日、JR品川駅のエスカレーター上で手鏡を使って女子高生のパンツをのぞいたとされる。被告の行動を不審に思って横浜駅から尾行した警察官が現場を確認。エスカレーターを降りたところで逮捕し、本人も一度は容疑を認めている。状況は真っ黒のようだが、“逆転無罪”の可能性はあるのか。
痴漢やのぞきの冤罪事件に詳しいジャーナリストの池上正樹氏が言う。
「痴漢やのぞき事件の有罪・無罪は、“可能性の有無”で決まる傾向が強い。無罪になるのは、犯行当時の被告がいた位置が、被害女性の証言通りでは痴漢行為ができないとか、やれるとしても不自然な姿勢になるといったケースです。やれる可能性があればほとんど有罪と判断されます。植草被告の事件でも、手鏡ではのぞけないくらい女子高生との距離が離れていたとか、間に人がいてのぞけなかったとか、不可能の証明が必要になるでしょう」
植草被告は「手に持っていたのはハンカチ。手鏡はポケットに入っているものを出せといわれた段階で出した」と主張した。この説明だけでは“可能性”は消えない。盗撮や痴漢を題材にしたDVDの大量所有、携帯電話に「知り合いの女性に撮らせてもらった」という盗撮画像を保存していたのも裁判官の心証を悪くしそうだ。「一般的に男性が持つような欲求が自分にあるのは認識しているが、通常の常識の範囲内」と言っても、無罪を勝ち取るのは……。
【2004年8月31日掲載記事】