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全国の警察が今年6月末までに摘発した来日外国人は、昨年同期に比べ16・0%(約1400人)増えて、約1万500人に上ったことが19日、警察庁のまとめでわかった。
摘発件数も31・4%増の約2万4400件。いずれも上半期では過去最悪となった。
東京・新宿などの繁華街で不法滞在者の摘発を強化したことや、自動販売機を狙って窃盗事件を繰り返していた複数のトルコ人グループが多数の余罪を供述したことが、摘発者数や摘発件数を押し上げた。
外国人刑法犯は、昨年同期より6・2%多い約4200人。入管難民法や覚せい剤取締法違反など特別法犯も23・8%増の約6200人に上り、警察が摘発した外国人は上半期で初めて1万人を突破した。ただ、増加率は昨年同期より3・8ポイント落ち込み、鈍化している。
殺人や強盗などの凶悪犯は、昨年同期より18・0%少ない約200人だったが、摘発された凶悪事件の8割近くを占める強盗は増えており、依然として外国人犯罪の凶悪化の傾向が続いている。
一方、窃盗犯は約2300人で、昨年同期より4・6%増加。摘発件数も41・1%急増し、約1万5000件に上った。自動販売機荒らしが昨年同期の2・1倍を記録したことが大きく影響した。不法残留など入管難民法違反での摘発者も、昨年同期を28・8%上回る約5300人に達した。
刑法犯として摘発された外国人を国籍別で見ると、中国人が50・9%を占めて最も多く、次いでブラジル人の12・0%だった。
(2004/8/19/11:56 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040819it02.htm