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長壁満子氏投稿制限あるいはそれ以上の処置に賛成します。
要点を指摘します。まずSilverさんの抗議の原文から。
>私の一人娘は大学卒業後まもなく「統合失調症」(つい最近まで「精神分裂病」と呼ばれていました)にかかり、
長期入院の末、ようやく退院しましたが、世間の目をはばかるように引きこもりの生活で無収入。私たち両親は
この娘の行く末のことを考え、毎日暗澹たる生活を送っています。
「きちがい」という言葉の用法が適切かどうかという文脈からは一旦切り離して、Silverさんの抱えておられる現実を
確認したいと思います。
ここには統合失調症を患ったお嬢さんを持ち、完治が現在の薬物療法でも困難な状況で、これからどうすればいいのか
石の下で冷たく肉も心も潰されてゆくような思いでお嬢さんの事を、親として案じておられることを感じます。
一般に完治が困難な病気であり、かつ社会からの偏見が強い病気の場合、その病気が社会復帰が出来るステージに
なったとしても、社会の偏見の壁によって本人が跳ね返され、復帰が困難になってしまうケースが多々ありますから、
当事者も家族も、絶望的な現実の壁を前に苦しまざるを得ないのです。
地域に開放されたグループホームなどによって明るい面が見えていも、深いところは変わっていません。
場合によっては当事者をも含んで、社会自体がその偏見によって、精神病者等を排除し、病態を悪化させ復帰困難に
してしまう隠れた構造性があるために、病気の原因とは別に、病気による苦が加重されてしまうのです。
(文面を拝見してSilverさんからは、そういう隠れた構造は相対化され、罠には陥っていないと感じます。むしろ社会にある
その意識化され難い構造により、社会復帰の可能性もあるお嬢さんがその可能性を潰されている事への苦しみを感じます)
(なお、現在、統合失調症は薬物療法である程度症状が緩和され、社会環境側はともかく、主体における適応は以前より
し易く押さえられていると聞いています)
ここで長壁満子氏の投稿(本人以外の名を借りている形になっています)は何と書いているか
>あなたは、世間のいう差別に丸ごと乗っかって、娘さんをそのようにみているのではありませんか。
あなたのそうした差別的な見方が娘さんを、病気のままにしているのではありませんか。
つまり、差別と偏見をうけいれて、あなた自身がその枠の中に、娘さんを閉じ込めていませんか。
そうした論点のずれたところから、お母さんを批判してみても、娘さんの病気は治らないでしょうし、
そんな親を持って、一生不幸なだけだと思います。
Silverさんのお嬢さんの病気が治らない原因はSilverさんにあるというすり替えです。
よく読んでみて頂きたい。
一見、開放病棟を越え、病棟自体を社会へ開いて病棟という閉鎖構造を解体し、精神病者を偏見と抑圧から救うかの
ような文脈の言辞でヒューマニスティックな演技をしつつ、実際にやっていることは、Silverさんにお嬢さんの病気の
治っていない責任を、苦しみの中を生きてきたであろうSilverさんに押し付け、あまつさえ、
>娘さんの病気は治らないでしょうし、そんな親を持って、一生不幸なだけだと思います。
と言っているのです。
これらは、名誉毀損などを越えて、逃れようのない当事者に、精神的な傷害を無残に与える言辞です。
(私はSilverさんとの関わりも無い人間ですが、事例を痛みをもって知っています)
Silverさんは「きちがい」という言葉の用法に対し、特定の人間に対する形ではなく、一般への謝罪を要請されていましたが、
長壁満子氏は、それを越えて一個人の名誉毀損、精神への無残な傷害へ踏み込んだと考えます。
これは戦争の文脈に関わらず、事実として長壁満子という人間がやったことです。