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小さな画面でも横スクロール不要、OperaがWebレンダリング技術【日経BP】
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/345692
2004年11月25日 10時37分
ノルウェーのOpera Softwareが、Webページをさまざまな幅の画面に合わせてレンダリングする技術アーキテクチャ「Extensible Rendering Architecture(ERA)」を現地時間11月23日に発表した。ERAを使用すると、画面の幅に合わせてWebページをレンダリングするので、表示が横方向にはみ出ることがなく、水平スクロールを使わず全体を閲覧できるようになる。
一般的にWebページは、パソコンでの閲覧を想定しているため、横幅が800ピクセル以上のサイズに固定されていることが多い。したがって、画面幅の狭い携帯電話機やPDAなどで表示すると、横方向の全体を見ることができず、水平スクロールを使う必要が生ずる。 ERAは、Opera社の「Small- and Medium-Screen Rendering(SSR/MSR)」「TV-rendering(TVR)」といったすべてのWebページ・レンダリング技術を取り込むアーキテクチャ。Webページの表示を任意幅の画面に合わせて動的に変更できる。印刷する紙の幅に合わせてレンダリングする機能も備え、Webページの内容をすべて紙に出力することも可能。
「当社は、あらゆる機器から好みのWebサイトにアクセスできる環境の実現を目指している。ERAを使えば、Webページの幅やテーブル/フレーム設定にかかわらず、どんな大きさの画面でも快適にインターネットが利用できるようになる」(Opera社Jon S. von Tetzchner氏)
ERAはパソコン向けWebブラウザの次版「Opera 7.60」に搭載する。現在、ベータ・テスト用のプレビュー版「Opera 7.60 Technical Preview 3」が入手可能。
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◎この記事は、海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまでも抜粋ですので、内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認ください。なお、海外発表分の速報ニュースは、総合IT情報サイト『IT Pro』の「US NEWS FLASH」欄でもご覧になれます。
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