現在地 HOME > 掲示板 > IT6 > 829.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
がんばれ!!ゲイツ君番外編80【がんばれ!!ゲイツ君】
http://www.asahi-net.or.jp/~FV6N-TNSK/gates/bangai80.html
何度潰してもモグラ叩きのように出てくるIEのセキュリティホールですが、そんなことを後目に先日Mozilla FirefoxのVertion1.0がリリースされこれが大変な話題になっております。日本語版もすでにダウンロードできるようになっていますね。
賢明な読者の皆様においては既に試されているかとは思いますが、なにしろ軽いし読み込みも速いし安定しているしでもう言うことは無いですね。MacOSXの方は速度面でSafariを使われている方も多いと思いますが、今回のリリースで乗り換えられた方もかなりいるようで。
ちなみにこの件で、Robert Vamosi氏が「親愛なるIEへ、お別れの手紙」という、大変な名コラムを出されておりますのでまだご覧になっていない方はぜひお読みいただければと思います。
なお、FireFoxはMozillaと同じで沢山リリースされているフリーの拡張機能を後で簡単に導入することができます。ちなみに私のお薦めは定番のgooglebarと以前紹介したこともあるTabbrowser Extension、広告画像をフィルタリングするAdblock、あとはGoogleの検索ページを自動でプレビューしてくれるGooglePreviewなどですかね。その他もいろんなツールが出ておりますので皆様もぜひご自分の気に入ったツールを導入してみていただけますと幸いです。
さて、相変わらず寒い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。今週は久々に番外編にてお送りしようと思います。
先週、エクアドルでMSが強奪事件を起こしたという話題をさせていただいたのですが、あれから情報を頂いた読者の方より後日談を頂きました。それによりますと、押収されたPCは、中身が全部フォーマットされて返ってきたそうです。当然中に入っていた取引データやら会計データやらは何もなくなってしまったそうで。
で、それだけならまだ良いのですが(良くないか(^^;)、押収したPCの中にはBSDのLinuxパソコンもあって、なんとMSの代理店はそれもフォーマットしてしまったのだそうです。
さすがにここの会社の社長さんは切れて、MSに損害賠償請求をした所、MSはしれっとしてバックアップしたCDROMを渡してきたのだそうで。当然そんなことで許されるわけもなく、こちらの社長さんはMSに莫大な損害賠償請求をして現在も係争中だとのことです。
しかし、勝手に人の会社に踏み込んでPCを強奪して、それを有無を言わさずフォーマットし、それだけでは飽きたらず全く関係ないLinuxパソコンまでフォーマットするというのも凄いですが(パソコンは皆ウィンドーズで動いているという発想しか無いのでしょう)、フォーマットする前に顧客の会計データやらなにやらをみんな自分の所に保存したというのもさらに凄いです。日本みたいにこっそり集めるのではなく、こうやって強奪して堂々と企業の情報やら個人情報やらをごっそり集めると、いやはやまさに想像を絶する会社です。
皆様もパソコンを二台以上持っているような場合に、どうせ中身は同じだろうと思ってライセンスはあるのについ同じCDでインストールをしてしまっているなんて人がおりましたら、Windowsアップデートをやった瞬間に武装集団に踏み込まれる可能性もありますので十分お気を付けになっていただければと思います。しかしまぁ、なんともぶっそうな世の中になってしまいましたね。
ちなみに、MSの個人情報関係では下記のような奇特な体験をされたというお便りも頂きました。
まず、今回私の体験で主役を張ってくださるのが、MSのOutlook Express
とWindows Messengerです。今でこそ使っておりませんが、PC初心者の
頃にはわりと愛用させてもらったので、私には愛着が感じられていた
アプリケーションです。
事の発端は、うちにとある先輩が遊びに来た事です。2年ほど前の話
なので、何故かは忘れてしまいましたが、その先輩が私のパソコンで
自分のホットメールアカウントでMessengerを使いたいと言ってきました。
気心の知れた仲ですし、私などよりはよほどPCに詳しい方でしたので、
断る理由も無いと思い、私が使用中だったMSN Messengerではなく、
Windows Messengerを使ってもらう事にしました。このとき、メールの
チェックをしていたのでOutlook Expressが起動したままになっていたの
ですが、とりあえず放っておきました。
先輩が怪訝な顔をして見ているので、何事かと思ってOutlook Express
ウィンドウの左下のアドレス帳ボックスを見たら、先輩のホットメールの
知り合いのアドレスが全てコピーされていたのです。…いやぁ、
Outlook ExpressにWindows Messengerからアドレスをコピーするのは、
こんなにも簡単だったんですね(笑)。気心の知れた仲とはいえ、他人の
知り合いのメールアドレスですから、流石にその後で消去しましたが…
WindowsMessangerって、勝手にメールアドレスをOEのアドレス帳にコピーする機能があるとは全く知らなかったのですが、なんでこんなことをやるんでしょうかね(:-P。
まぁ、毎度おなじみの自己満足だけにしかならないお節介機能だろうとは思いますが、例えばネットカフェとかでWindowsMessangerを不用意に使ったりしたら、そのPCのOEのアドレス帳にメールアドレスがそっくりそのままコピーされてしまうなんてことも十分有り得ますからかなり危ないですよねこれ。ま、ネットカフェってキー入力をログするツールなどを埋め込まれてパスワードが他人にばれて悪用されるなどの事件も結構起きていますので、ああいった施設を利用する場合はパスワードを入力するようなサイトには行かずに単純にネットサーフィンだけで止めておくのが賢明でしょう。
といった所で今日の所は終わりです。あと、実はちょっと申し訳無いのですが、来週は土日に仕事が入ってしまったので更新が出来なさそうです(まぁ何か大事件が起きたら別ですけれども。ゲイツ君退任とか(笑))。その分翌々週でたっぷりお伝えしようと思いますのでご勘弁下さい。
ところで、先週はゲイツ君がスパムメールを400万通も受け取っているというニュースが結構話題になりましたね。これ、年間とかじゃなくて一日に受け取るスパムの数なのだそうで、さすがは皆に好かれる我らがゲイツ君、SPAMメールからの好かれようもハンパではないようです。
で、これについてバルマー君は「我が社にはスパムメールと正規のメールを区別する特別な技術がある。そのおかげで手元に届くのはほんの10通程度だ」などと言って自慢しているようですが、フィルタリングの技術なんて昔からあるわけで何も特別な技術じゃ無いんですけれど(^^;、
それとも、MS製のフィルタリングって、「バグを早く直せ」「まともな製品を出せ」なんて語句が書かれていたメールは自動的にスパムだと見なすという技術のことですかね。いや、確かにそれなら独自の技術だと言えますが(^^;。
それでは、また次回まで。さようなら。