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サイバー攻撃の対象を特定
警察庁が新システム開発
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041025/fls_____detail__044.shtml
警察庁は、サイバー攻撃を受けているコンピューターを特定するシステムを開発し、25日から本格運用を始めた。今年7月ごろから試験運用しており、8月に発生した首相官邸などの政府機関を対象としたサイバー攻撃も検知していた。
国内に限らず世界中の攻撃を検知することができるが、攻撃してきた相手の特定は不可能という。試験運用期間中は中国国内のコンピューターが攻撃対象の9割以上を占めており、警察庁は中国側にもデータを提供する。
開発したシステムの対象は、データの固まりのパケットをコンピューターに大量に送り付け、正当な利用者がコンピューターに接続できなくするサイバー攻撃で、「DoS攻撃」と呼ばれる。
コンピューターは、パケットの送信元アドレスに対して自動的にパケットを返信するが、DoS攻撃ではでたらめなアドレスを使うため、インターネット上には攻撃を受けたコンピューターが返信した大量のパケットが散らばることになる。
新システムは、全国の警察本部など57カ所に設置したインターネット接続地点で、ネット上に散らばったパケットを待ち受け、パケットの送信元から攻撃を受けているコンピューターを特定するという。