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http://www.asahi.com/international/update/1021/012.html
米グーグルが提供を始めたパソコン内部を検索するソフトウエアを巡り、米メディアの間で「個人情報が流出する危険がある」との指摘が出ている。パソコン内部を瞬時に調べる機能が第三者に悪用されると、重要情報が容易に盗み出されてしまうという懸念があるからだ。
インターネット検索大手のグーグルは14日から、利用者が自分のパソコンの中身を検索する試作版のソフトウエアの無料提供を開始した。基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の「XP」と「2000」を搭載するパソコンに導入できる。現在は英語版しかないが、同社は今後日本語版も提供していく方針だ。
このソフトを利用すれば、キーワードを入力するだけで、その言葉を含む電子メールやテキスト文書などが瞬時に表示される。
利便性が歓迎されている一方で、「持ち主がほんの少しパソコンの前から離れている間に、他人が簡単に情報を盗み出せてしまう」との懸念も広がる。米AP通信は「パソコン内の情報を探し当てる非常に強力な武器だが、逆に(他人の)パソコンをのぞき見る完璧(かんぺき)なソフトだ」との専門家の見方を紹介している。
米メディアの間では、「他人と共有して使うパソコンにはこのソフトは導入しない」「パソコンの前から離れる際には、第三者に盗み見られることがないよう、パスワードを設定しておく」などの防衛手段が早くも推奨されている。
同様の検索機能は、マイクロソフトなどの大手も開発を急いでおり、今後一般的な機能になっていきそうだ。こうした動きに伴って、自分のパソコン内の情報管理に留意する必要性も高まりそうだ。
(10/21 21:55)