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「RSSの大衆化」目指すYahoo!【IT_Media】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0409/29/news018.html
ニュース
2004/09/29 10:10 更新
刷新版のMy Yahoo!では、RSSがこれまでよりも簡単に利用できるようになっている。同社は上級ユーザーだけではなく、一般にもRSSを広く普及させたい考えだ。
米Yahoo!のRSSコンテンツシンジケーションフォーマットへの支持が大きく前進した。同社は刷新版のMy Yahoo!ポータルで、この技術を一般のコンシューマーに広めようとしている。
同社は9月27日、デザインを刷新したサイトのβ版を公開した(9月28日の記事参照)。新デザインでは、パーソナライズサービスでのRSSの利用を容易にし、検索クエリーからのRSSフィード作成を可能にすることで、同技術を一般に普及させることを約束している。
「これはMy Yahoo!を最新のシンジケーションの波に乗せるだけではない。Yahoo!はRSSを大衆化するという独特のポジションにある」とYahoo!のプラットフォームエンジニアリング部門の開発者ジェレミー・ザウォドニー氏は語る。
RSSファンを自認する同氏は自身のブログの中で、My Yahoo!サービスでRSSが従来より目立つようになったことで、この技術が多数の一般ユーザーに向けて推進されることになるだろうと述べている。
「My Yahoo!のユーザーはたくさんいるが、そのほとんどはRSSやAtomが何かも知らない。実際、知る必要はないはずだ。彼らの多くはお気に入りのコンテンツを1つの場所にまとめたいと思っている。彼らがMy Yahoo!を使っている第一の理由はそこにある。彼らはたまたまWeb上でそういうものを求めているのだ」(ザウォドニー氏)
RSSは、Netscapeが1990年代に最初に開発した「プッシュ・プル」技術で、ブログによって人気が高まり、上級ユーザーに支持されてきた。しかし、コンシューマーへの広範な普及はなかなか進んでいない。Yahoo!がRSSを伝道することで、普通のユーザーもこの技術を理解し、支持するだろうとザウォドニー氏は考えている。
「世間の人々はRSSを学び、デスクトップアグリゲータなどをダウンロードして使う必要があると主張する人もいる。これは一部の人には当てはまるが、大多数の人には当てはまらない。例えば私の両親は、電子メールの仕組みを支えるさまざまな技術を気にしていない。単に電子メールを使いたいと思っているだけだ。HTMLのことも知らない。ただWebを使いたいだけだ」(同氏のブログより)
「新版のMy Yahoo!は、RSSが本当にうまく機能するレベルに近づこうとしている」と同氏は述べ、RSSフィードを検索クエリーなど複数のソースから見つけられるコンテンツ検索が容易になった点を強調している。
RSSを支持した大手ネット企業はYahoo!が初めてではない。電子商取引大手のAmazon.comとeBayもここ数カ月でRSS支持に乗り出し、オンライン買い物客向けにフィードを提供している。
Microsoftも自社のWebサイトでRSSをサポートし、コンシューマーや開発者にコンテンツをプッシュ配信するのに使っている。
原文へのリンク
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