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風水害体験、ネットで公開 防災科研が9月1日から【朝日】
http://www.asahi.com/national/update/0824/015.html
独立行政法人の防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は、風水害や被災者の体験をデータベースにし、防災の日の9月1日からネットで公開する。風水害は過去に起きた地域で再び起きることもあるが、過去の教訓が防災に必ずしも生かされているとは言い難い場合もある。各地の新聞記事などから風水害を再現し、身を守る知恵や工夫に役立ててもらう狙いだ。
同研究所の中根和郎・総合防災研究部門長らは1967〜03年に全国で起きた風水害の中から、死者が出たものなど約900件を抽出。地方新聞の記事や自治体と共同で行った被災住民アンケート、政府の報告書などを調べてデータベースにした。
起きた場所が斜面や台地なのか、河川があるのかというような土地条件や、高潮や集中豪雨といった災害原因などから、過去の風水害の状況、体験が検索できる。都道府県ごとにも調べられる。
日本は毎年のように風水害に襲われ、同じ場所で発生する場合もある。
しかし、転居してきたばかりの住民にはその地域で過去にどんな風水害が起きたのかといった情報を知る機会が少ない。
データベースは、こうした情報の検索に加え、どんな条件の場合に風水害が起こりやすくなるかといったことも把握でき、自治体の防災担当者にも役立ちそうだ。
中根さんは「過去にどんな風水害が起きているのかを知り、心構えをもってほしい」と話す。
体験の書き込みも可能で、順次公開される。 (08/24 15:01)