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(回答先: お恥ずかしい質問なのですが、教えて頂けないでしょうか?(左翼、右翼) 投稿者 haru 日時 2004 年 11 月 02 日 18:40:53)
Kが思うところを書いておきます。
元々は「国粋主義者」がいました。愛国者でも天皇(権威)崇拝者でも良いのですが
日本を愛し、規律ある美しい国を作ることを願っていたのです。
それは縦型社会で、ピラミッド型に支配階級と被支配階級の形があったのです。
左翼はそれに対抗し発生しました。「人間は全て平等であり、貴賓の差はない」として数的な多さを武器にして庶民が立ち上がったのです。
つまり、左翼とは「平等主義者」です。実際には階級が崩壊すると規律に支障が発生し
生産性が下がったりします。そこで便宜的に階級などを作っていますが、基本的には
「平等」という理想を追う思想です。
左翼は当時主流だった、価値のある存在「物品」と等価な価値のある物として「労働力」という「誰にでも持ち得るものを」規定しました。
左翼というのは「労働者主体による平等を目指す」人の事です。
左翼の台頭に危機を感じた支配階級は「対左翼」政策として「赤は悪」という宣伝をしました。これに「国粋主義者」達が呼応して、右翼が生まれました。
右翼とは基本的にはアンチ左翼の存在です。当初は「愛国者」達が中心だったのでそのようなイメージもありますが、左にたいしての「右」なので正確には「国粋主義」や「愛国主義」とは別です。もっとも、支配層が左翼のイデオロギーに対抗する「理由付け」に愛国心を利用した過程で「右翼」と「愛国心」はほとんど同じ存在になっています。
基本思想は「左翼によって国体が崩壊するのを防ごう」です。
戦争や暴力とは基本的には無関係です。ただ、左翼が「人命尊重」と言うので「人命より国体優先」となり、「戦争反対」と左翼が叫べば「臆病者」とされます。
どうでしょうか?参考にしてもらえれば結構です。